■第23回世界スカウトジャンボリーのARISSスクールコンタクト成功(第一報)
山口県山口市のきらら浜で、平成27年7月28日〜8月8日の間開催の、第23回世界スカウトジャンボリーで7月31日、ARISSスクールコンタクトがおこなわれ、ジャンボリーに参加した日本人のスカウト10名と海外のスカウト10名が、国際宇宙ステーションに長期滞在中のチェル・リングリン宇宙飛行士(KO5MOS)への20問の質問に成功しました。
ARISSスクールコンタクトを実施したのは、日本ボーイスカウト連盟の「第23回世界スカウトジャンボリー」の記念局の8N23WSJで、国内では80例目となります。
第23回世界スカウトジャンボリーのスクールコンタクトの詳細レポートは、後日にJARL Web等でも紹介できる予定です。
●第23回世界スカウトジャンボリーの記念局「8N23WSJ」
ボーイスカウトの世界大会「世界スカウトジャンボリー」の、日本での開催は44年ぶりの開催で、世界の国や地域から3万人を超える関係者が参加の国際イベントです。
8N23WSJは「第23回世界スカウトジャンボリー」の開催に当たって、公益財団法人日本ボーイスカウト連盟(日本ボーイスカウトアマチュア無線クラブ)が開設した記念局です(JARLが開設した局ではありません)。
8N23WSJの開設に当たって世界から参加する、アマチュア無線の資格を所有したスカウトが記念局の運用できるように告示の制定と、会期中のARISSスクールコンタクトの実施を視野に入れて、国際宇宙ステーションとの交信に際して、一定の条件の下であればアマチュア無線の免許・資格を持たない青少年でも、運用が可能となる告示(平成27年4月14日付け、総務省告示第166号)を受けました(告示の有効期限は平成27年8月9日まで)。
世界スカウトジャンボリーの開催地である山口市は、中国総合通信局の管内ですが、中国総合通信局管内では通常割当られることがない文字列構成である、「8N23WSJ」のコールサインの割当について、中国総合通信局は次のように発表しています。
(8月3日)
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