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JARL第6回定時社員総会開催される(速報)
平成29年6月25日(日)、一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)の第6回定時社員総会が東京都新宿区のベルサール西新宿で開催されました。
この社員総会は、平成28年4月に実施された通常選挙で当選した社員の方々が全国から130名(議決権行使書面による出席者7名、委任書面による出席の1名を含む)が出席して議案の審議がおこなわれ、17時06分に無事終了しました(各議案はJARL Webの会員専用ページで案内しています)。
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総会の開催に先立って12時45分から、平成28年度に会員数の増加が見られた15支部(第1表)を代表して、会員増加数の上位3支部の秋田県支部、福島県支部、茨城県支部への表彰状授与がおこなわれました。
また、賛助会員(法人17社、個人81名)を代表して、CQ出版(株)殿、ならびにJR1GDR関 義則氏に感謝状の授与がおこなわれました。
<第1表>平成28年度に会員数の増加が見られた15支部に感謝状を授与
東京都支部、茨城県支部、栃木県支部、岐阜県支部、和歌山県支部、愛媛県支部、徳島県支部、佐賀県支部、宮崎県支部、沖縄県支部、秋田県支部、福島県支部、石川県支部、福井県支部、新潟県支部
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▲CQ出版(株)殿
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▲JR1GDR 関 義則氏
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続いて、13時01分に定時社員総会が開始されました。JG1KTC尾義則JARL会長から開会の挨拶がおこなわれた後、小渕優子衆議院議員(JA1LXG)、日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)の相神一裕会長からの祝電の披露がおこなわれました。
会長から次の2名の方が議長団として指名され、総会の議事に入りました。
議 長 JA1HGY 間下尚彦 氏(写真右)
副議長 JA1STY 鈴木 清 氏(写真左)
ここからの進行は議長となり、最初に事務局から社員の出席状況などの報告が次のとおりおこなわれた結果、定款第37条に定める、総社員の議決権の過半数の67名に達し、定足数を満たしていることから、議長から第6回定時社員総会の成立が宣言されました。
- 議決権を有する総社員の数(132)
- 総社員の議決権の数(132)
- 総会当日12:50現在の出席社員の数(120)
- 議決権行使書面による出席社員の数(7)
- 委任書面による出席社員の数(1)
- 同時刻時点での出席社員数計(128)
このあと書記の指名、議事録署名人の指名がそれぞれおこなわれ、議長(JA1HGY)から議事進行に際しての注意事項が伝達され議案審議に入りました。
書記 | 内山隆志 総務課長 |
議事録署名人 | JE8HLA 伊藤秀夫氏 |
〃 | JA9APS 河合成海氏 |
〃 | JH0BQV 金子 豊氏 |
上程議案については、第1号議題をJA1SLS玉眞博義専務理事が説明をおこないました。
第1号議題の説明のあと、JA3DKW永井暉久氏、JE7JGG佐藤 眸氏の両監事により、「4月24日に監査をおこない、会計および理事の職務の執行に関して定款等に照らして妥当である。ただし、地方本部の会計処理に関して今後、より厳重な管理がなされるべきである」とする旨の報告がなされました。
▲監査報告をおこなう、JA3DKW永井暉久監事(左)とJE7JGG佐藤 眸監事(右)
第1号議題 平成28年度決算の件
【報告事項】
(1)平成28年度事業報告
(2)平成29年度収支予算
(3)平成29年度事業計画
●議案の審議
▲議題を説明するJA1SLS玉眞博義専務理事
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▲質疑応答に答えるJG1KTC尾義則会長
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議案の審議では、事前の準備書面による質問や意見などが多数あったことから、準備書面の内容に関する理事者からの回答を、玉眞専務理事から一括説明した後、当日の質疑応答をおこなう形でおこなわれ、熱心に議案の審議がおこなわれました。
第1号議題 平成28年度決算については、「関東地方本部でおこなわれた不適切な会計処理について」「会館積立金の取り崩しの必要性について」「さらなる経費削減の可能性や、財政健全化の目標について」「会員減少の歯止め方策、入会金収入の減少について」等の質問や意見等がありましたが、尾会長、玉眞専務理事、永井監事等から説明がおこなわれ、挙手による採決の結果、賛成多数により原案どおり可決承認されました。
(14時20分)
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第1号議題の議事が終了し20分間の休憩に入り、議長交代(JA1STY)の後、平成28年度事業報告、平成29年度収支予算、平成29年度事業計画等の報告事項に関する、準備書面による質問・意見・要望などがたいへん多岐に渡るため、準備書面の内容に関する一括回答が玉眞専務理事からおこなわれました。
第1号議題と同様に、一括説明に関する質疑応答の後、続いて当日の質問、意見、要望等に関する形で質疑応答がおこなわれ、尾会長、玉眞専務理事等による詳細な説明がおこなわれました。
報告事項に関する質疑応答に際して社員の方々から寄せられた、おもな質問・意見・要望は「役員就任の年齢制限の見直しに関する、申し合わせ事項について」「会員増強に関する多くのキャンペーンへの取り組みや、その成果等について」「財政健全化に係るスキームについて」「青少年の育成に関する事業やキャンペーンの推進等について」「新スプリアス対応に関するJARLの取り組みについて」「総務省の意見募集に対する対応等について」「記念局の開設、管理、運用に関する課題について」「監査指導業務の見直しや、ガイダンス局の運用管理について」「各地に広がる大型イベントに係る今後の課題について」「JARL Webでの海外運用情報の充実と、相互運用の規制緩和への総務省への働きかけについて」そのほか、かなり多岐にわたりましたが、平成29年度のJARLの事業や、今後のJARLの事業の方向性等に関する質問や、たいへん貴重なご意見等を多数いただき、無事、第6回定時社員総会の全日程を終了しました。
(17時06分)
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なお、今回の第6回定時社員総会における議案審議についての議事録は、後日JARL Webに掲載の予定です。
(6月26日)
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