H28年6月27日掲載 |
JARL第5回定時社員総会開催される(速報) |
平成28年6月26日(日)、一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)の第5回定時社員総会が東京都新宿区のベルサール西新宿で開催されました。 この社員総会は、平成26年4月に実施された通常選挙で当選した社員の方々が全国から124名(議決権行使書面による出席者4名、委任書面による出席1名を含む)が出席して議案の審議がおこなわれ、17時32分に無事終了しました(各議案はJARL Webの会員専用ページで案内しております)。 ★ ★
続いて、13時00分に定時社員総会が開始されました。JA7AIW山之内俊彦JARL会長から開会の挨拶がおこなわれた後、会長から次の2名の方が議長団として指名され、総会の議事に入りました。
ここからの進行は議長となり、最初に事務局から社員の出席状況などの報告 が次のとおりおこなわれた結果、定款第37条に定める、総社員の議決権の過半数 の64名に達し、定足数を満たしていることから、議長から第5回定時社員総会の成立が宣言されました。
このあと書記の指名、議事録署名人の指名がそれぞれおこなわれ、議長から議事進行に際しての注意事項が伝達され議案審議に入りました。
議長(JA1STY)による議事に関する説明の後、議事が開催されました。 上程議案については、第1号議案をJA1SLS玉眞 博義専務理事が説明し(右の写真)、第2号および第3号議案についてはJA7AIW山之内俊彦会長が説明をおこないました。 第1号議題の説明のあと、JA3DKW永井 暉久氏(写真の左)、JA1RTG松村 恒男氏(写真の右)の両監事により、「4月22日に監査をおこない、会計および理事の職務の執行に関して定款等に照らして妥当である」旨の報告がなされました。 第1号議題 平成27年度決算の件 ●議案の審議 議案の審議では、事前の準備書面による質問や意見などが多数あったことから、準備書面の内容に関する理事会からの回答を一括説明した後、当日の質疑応答をおこなう形で熱心に議案の審議がおこなわれました。 第1号議題 平成27年度決算については、「QSLカード転送関係」「会員増強関係」「事業収支、地方本部費、各種積立金等の取り扱い等の財政関係」の質問や意見等がありましたが、山之内会長、玉眞専務理事、前川副会長等から詳細な説明がおこなわれ、挙手による採決により賛成多数により原案どおり可決承認されました。 (14時53分) 約7分間の休憩の後、おこなわれた第2号議題 役員選任の件については、山之内会長による議案の説明がおこなわれました(右の写真)。 その後、先の選挙および理事会によって選ばれた役員候補者の経歴に関する閲覧資料が配付(当日、審議終了後全回収)される一方、山之内会長から推薦理事、監事の経歴などの説明があり質疑応答がおこなわれ、「推薦理事・監事の選任関連」「選任採決方法関係」「投票方法関係」などに関する意見、要望などがありました。 そして、議長から採決の方法が社員に諮られ、「一般社団・財団法人法やJARLの定款に則り、候補者ごとに挙手による判断で議決したい。その際、賛否拮抗と考えられる場合は、賛成・反対・保留の別に投票をおこなう方法で採決したい」との提案が承認され、15時27分から採決が開始され、議案通り可決承認されました。 (15時34分) (理事の選任)
(監事の選任)
第3号議題 定款の変更の件 続いて、第3号議案の説明が山之内会長からおこなわれました。 この議案は、「昨今の社会情勢のなかで、アマチュア無線の存在が薄らいできており、今後は一般社会に対するアマチュア無線の周知啓蒙が必要になってきていることから、アマチュア無線の活性化を目指し、連盟組織に象徴的な存在として名誉会長職をおくための定款の変更」に関するもので、定款の変更に係る事から社員の総議決権数の2/3以上の議決が必要となる議案です(85以上の賛成が必要)。 山之内会長から詳細な議案の説明の後、審議がおこなわれ、「名誉会長職をおく目的や意義」「名誉会長職の資格要件」等に関する質問、意見、提案などがありました。 採決は挙手の数を数える方法によりおこなわれ、採決の結果、賛成58票で総議決権数の2/3以上が得られず否決となりました。 (16時00分) ●報告事項 第3号議案の議事が終了し議長交代(JH1NLL)の後、引き続き平成27年度事業報告、平成28年度の収支予算、平成28年度事業計画等の報告がおこなわれました。 第1号議案と同様、準備書面による質問・意見・要望などが多岐に渡るため、準備書面の内容に関する一括回答の後に、当日質問等を受ける形で質疑応答がおこなわれました。 質問・意見・要望は「ビギナー・青少年ハムの育成関係」「会員サービス、会員増強関係」「電子QSL、QSLカード転送関連」「国際協力や資格の相互認証等」「JARL局、レピータ局、ガイダンス局の設備関係」をはじめ多岐にわたり、平成28年度のJARLの事業や、今後のJARLの事業の方向性等に関する質問や意見等をいただき、第5回定時社員総会の全日程を終了しました。 (17時32分)
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