ALL ASIAN DXコンテスト規約改定についての意見募集
2022年7月1日
JARLコンテスト委員会
JARLコンテスト委員会では、ALL ASIAN DXコンテストの規約見直しを行っています。
本活動の一環として、会員からの意見を募集します。次の実施要領にしたがって意見を
お送りいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
◆ 実施要領 ◆
1. 意見募集期間 2022年7月1日から7月31日まで
2. 意見提出方法 郵送、電子メール、電子メール添付の文書にて、5に示す様式に従って
意見を提出してください。
3. 意見提出できる方 JARL正員、社団会員、家族会員、准員とします。
4. 注意事項
(1)JARL会員となっているコールサインまたはSWLナンバーの記入をお願いします。
記入されていない方からの意見については取り扱いできません。
(2)お送りいただきました意見は報告書として公開します。その際、意見をお出し
いただいた方のコールサイン等が表示されますので、あらかじめご了承ください。
5. 委員会の指定する様式
以下の様式により、意見の提出をお願いします。
JARLコンテストについての意見様式
1. 提出日:2022年 月 日
2. コールサインまたはSWLナンバー
3. 氏名
4. 現在検討中の事項は次の通りです。これについて意見をお願いします。
なお、意見にはいずれの場合も理由の明記をお願いします。
4-1 ALL ASIAN DXコンテストの送信ナンバー変更
現在の規約では
5 コンテストナンバー
(1) OM局: RST符号による信号レポートとオペレーターの年齢
(2) YL局: RST符号による信号レポートと"00"(ゼロゼロ) またはオペレーターの年齢
(3) マルチオペ局: RST符号による信号レポートおよびオペレーターの平均年齢
またはオペレーターの年齢
と男性・女性でルールが異なっています。
アマチュア無線のコンテストで、性別によってルールを変えることに合理性はありません。
女性だけ”00”の送信を認めているのは「女性に対して年齢を尋ねるのは失礼である」という
「マナー」に基づくものと考えられますが、少なくとも、日本のアマチュア無線家を代表する
公的団体であるJARLが規約として掲げることは不適切であると考えます。
また、年齢という個人情報を公開することに違和感を持つ人もおり、「ナンバーを変えて
欲しい」という意見も寄せられています。
2000年には男女とも”00”または年齢を送るとする規約改定を実施しました。
同年のALL ASIAN DXコンテストでは2割近い参加者、特に上位にランクされる強豪参加者の
多くが”00”を送る結果となりました。これでは「情報を正確に交換する技術を競う」という
コンテストナンバーの意味が薄れてしまい、翌01年には元の規約に戻すということがありま
した。
20年間の変化、性差別と個人情報に対する意識の進化に伴い、本規約を改定することが
必須であると考えます。
コンテスト委員会では新しいコンテストナンバーとして下記の案を想定しています。
1. CQ ZONEナンバー(日本は25)
2. 001から始まるシリアルナンバー
3. 運用地のグリッドロケーター4ケタ(東京都豊島区大塚ならPM95)
4. 開局年の西暦下2ケタ(JA1RLなら57)
5. 開局からの年数(JA1RLなら65)
6. 誕生月(6月12日生まれなら06)
7. 誕生日(6月12日生まれなら12)
8. 年齢もしくは"00"
9. ナンバー無し
このいずれに対して賛同するか、あるいは別な案があればそれを提示していただけないで
しょうか。
60年以上にわたって続いてきた年齢ナンバー。マルチとはまったく関係無く一桁ナンバー
の若いオペレータが14MHzで高速CWを送ってきたり、ベテランオペレータが今年も一つ増え
たナンバーを送ってくることに感動するということもありました。
しかし社会の変化により、現在の規約を維持することは問題であると判断し、改定します。
ご理解・ご協力をお願いします。
● 提出先
電子メール:contest@jarl.org
郵送:〒170-8073 東京都豊島区南大塚3-43-1 JARL会員課コンテスト係
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