本大会にさきだつ20日(土)は、エキシビション競技として3.5MHz帯競技が 「三木ホースランドパーク」 付近の兵庫県立三木山森林公園で85人の選手の参加で開催され、秋晴れの青空のもと、選手は思う存分にフィールドを駆けめぐりました(写真左=3.5メガのスタート)。
競技後は本体会の開会式が三木ホースランド研修センターの大集合室で行われ、奈良育英中・高等学校のW19クラスの岡村志和選手とM19クラスの近藤祐樹選手が元気いっぱいに選手宣誓(写真右)。引き続いて催された懇親会では美味しい料理に舌鼓を打ちながら、ARDF談議に花が咲きました。また特別記念局8J3ARDFが懇親会の会場横に開設され、多くの参加者が運用を楽しみました。
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▲ 特別記念局「8J3ARDF」も盛んに運用された。写真右=JA1AN 原大会会長が運用。
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本大会として開催された21日の144MHz帯競技は、はるばる韓国から来日したKARL選手チームも含めて170人(うち19歳以下の男女は63人)が参加。雲ひとつない好天気にもめぐまれ、すばらしい自然の中で競技がおこなわれました(写真上=本大会を前に集合写真)。
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▲ 真剣な眼差。。 走る。走る。 ▼ 戦いすんで表彰式。。
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選手の競技時間は120分で、集計にはSIカードが使用されました。スタートは10:00、17組に分かれてスタートしました。ARDF大会は5分間隔で各組の選手がスタートするので、どうしても最後の組がスタートするまでに約2時間を要します。この間、スタート係の緊張感はたいへんです。このため、今回の大会の実行委員会は新しいシステムを開発しました(写真下)。正確に5分間隔で各組の選手がスタートできるよう、スタートまでの時間を4分前、3分前、2分前、1分前、30秒前、20秒前、10秒前まで電子音に続いて女性の声が案内し、5秒前には音声のみ、3秒前からスタートまでは電子音のみで自動処理する、2007全日本ARDF競技大会実行委員会(スタートチャイム開発チーム)が製作した超すぐれものです。
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競技結果は ●本大会競技 144MHz帯 ●エキシビション競技 3.5MHz帯 に掲載しています。 支部対抗部門では、なんと静岡県、長野県、秋田県の3県が同点で優勝。地方本部対抗部門(JAIA杯)は昨年に引き続いて東海地方が獲得しました。高等学校対抗部門は、1位:秋田県立横手清陵学院高等学校、2位:静岡県立御殿場高等学校、3位:静岡県立浜松工業高等学校、4位:埼玉県立春日部高等学校、5位:城北高等学校、6位:茗渓学園中学校高等学校が入賞しました。
なお、この大会のメダリスト達は来年9月に韓国で開催される国際アマチュア無線連合(IARU)ARDF世界選手権大会への出場権を獲得したことになり、世界の強豪とARDFの技を競うことになります。(写真協力:JH3KCW)
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