アマチュア無線を通じた課題追求型学習活動に取り組む…
千葉大学教育学部附属中学校無線部(JQ1YED)

▲衛星管制室でアマチュア衛星「ふじ」の説明に
熱心に耳を傾ける中学生たち
▲資料室では初めて見る「モールス印字機」に
これまた興味津々の中学生たち!

 千葉大学教育学部附属中学校では、「共生の時間」と称する「総合的な学習の時間」を設けています。この「共生の時間」のゼミの一つに、アマチュア無線の免許取得、交信などを通して他との関わりを学ぶ「アマチュア無線で世界の人々と交信しよう」というゼミがあります。
 ゼミ担当の細川義文先生によれば、このゼミへの取り組みは昨年から開始。昨年はゼミ所属の8人の中学生がアマチュア無線の免許を取得。また、クラブコールJQ1YEDの取得についても、書類作成などすべて中学生がおこなったそうです。
 今年の現役メンバーもすでに、5名がアマチュア無線の免許を取得済み。そのうち1名は3級を取得。活動の時間に7MHz帯などで交信をしているとのこと。
 11月の国試で他のメンバーもアマチュア無線の免許の取得に挑戦するとのことです。

●JARL事務局を訪問!初めて見る設備やアンテナに興味津々!

 10月27日、同校無線部のメンバー12名が、細川先生の引率でこのゼミの校外授業の一環として、JARL事務局の見学に訪れました。
 元気なメンバーの中学生たちは、アマチュア無線やJARLの仕事に関する説明の後、衛星管制室ではアマチュア衛星「ふじ」の解説に熱心に耳を傾け、さらに資料室では無線局JA1YAAでアマチュア無線の受信やモールス印字機の説明を受けるなど、見学を大いに楽しんでいたようです。
 今回事務局を訪ねてくれたメンバー全員、ぜひアマチュア無線の免許をとって、お空で大活躍してほしいものです。

 これは余談ですが、JARL事務局の見学を終えた無線部メンバーは、その後、巣鴨のとげぬき地蔵尊の高岩寺と、「おばあちゃんの原宿」としても有名な「地蔵通り商店街」の見学をして帰るということでした。

▲事務局の屋上で衛星完成用のアンテナを見学 「うわーっ!すごいアンテナですね…」





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