「サバイバル ウォーク」にアマチュア無線で参加

・・・・・・2003年結果報告編・・・・・・

 本行事などの詳細は、下の「事前PR編」を見ていただければお分かりになると思うので割愛し、ここでは、結果のみ報告します。

■都庁前 11日(土)朝8時30分過ぎ、東京都庁前を参加者およそ350名がそれぞれの自宅へと出発。それらの参加者の中にはアマチュア無線機を手にした人も。会場で登録された局は昨年より大幅に増えて14局でした。
 アマチュア無線の取りまとめをされたJA1CTL箕輪氏はナビトラセットを両肩にセット(写真下)して、都庁から自宅のある、さいたま市方面へ歩き始めました。経路は、甲州街道をいったん下り、山手通りを右折して板橋まで、そこから中仙道を左折、戸田橋を渡る道順です。

■JARL/巣鴨 東京都支部の面々が8時前から、巣鴨のJARL事務局に集合、アンテナや電源などリグのセッティングを開始。8時過ぎには430MHz帯で電波が出せるようになりました。ただ、事前にPRしていた周波数は、他の局が使用していたため、他の空いている周波数を探してオンエアー。
 12時過ぎまで430MHz、144MHz、それにHFは7MHz帯にて、およそ延べ300局とQSOしました。もちろん、サバイバル・ウォーク参加局とも何度も交信、少しずつ移動していくのが話からわかりました。

■ナビトラは?! 箕輪氏のナビトラ(JA1YRL局を使用)はハンディ機だったこともあり、数日前の打ち合わせで急遽、伴走車を近くに走らせることに決定、しかしハンディ機からのビーコンは伴走車経由でデジピートされたもののGPSレシーバーがうまく動作しなかったためか、途中まで地図上に出てこないと言うハプニングもありました。
 その後は、レシーバーの設定も変え、板橋から戸田橋あたりまでJA1YRLがキチンと地図にプロットされるようになりました。

 参加された皆さん、お疲れさまでした。また、ナビトラに関しては、CQ出版の甕岡氏に終始協力いただきました。ありがとうございました!  (2003.1.15記)

▲肩にGPSレシーバー、デイバッグに取り付けた木枠に結ばれたハンディ機。 ▲今回の取りまとめ役のJA1CTL箕輪氏(右)とJA1DXU本間東京都支部長
▲JA1RLによるアシスト&PR運用中。 ▲ノートパソコンに表示されたJA1YRLとその緯度経度などのナビトラ情報。






・・・・・・2003年事前PR編・・・・・・

 1995年(平成7年) 1月17日に起こった阪神淡路大震災からもうすぐ8年がたちます。近い将来おとずれると言われている東海大地震などの災害時に備え、交通機関が寸断した際に職場から自宅まで帰ることができるか、「帰宅難民」化も大きな問題です。
 1月11日(土)、東京・神奈川・京都で、このテーマに沿ってそれぞれ三カ所の集合場所から参加者めいめいの自宅まで徒歩で帰宅するという「サバイバル ウォーク」(主催:帰宅難民の会)がおこなわれます。
 JARLでは、この催しに併せてJA1RLあるいはJA1YRLにより参加者との交信をおこないます。また、今年は特に「ナビトラ」での運用も予定していますので、多くの方の参加をお持ちしています。

■運用日時 2003年1月11日(土) 08:30〜 12:00終了(予定)
■運用周波数 145.32MHz 432.32MHz前後 FM

サバイバルウォークの詳細などは、東京都支部のHP帰宅難民の会をご覧ください。
また、JARL非常通信のページはこちらから!。


 

●ナビトラ運用について

当日は、都庁前から北西方面に帰宅する参加者の一人に FMハンディー機TH-D7+GPSレシーバーを装着して歩いていただきます。歩いていく道筋が地図上にポイントされていきます。

ナビトラ運用者の方はもちろん、まだナビトラを経験してない方も(アルプス社製の地図ソフト「プロアトラス」がインストールされているパソコンなら)インターネット経由で下記の同社のHPからご覧になれます。

 
アルプス社HPのナビトラ情報(ナビトラの簡単な説明やリンク先も含まれていますので、参考になります。▼下の画像は、地図上にナビトラ局のコールサインが示された実際のもの)


        Last revised on Jan 15, 2003.


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