75周年記念式典

　ＪＡＲＬでは11月15日、東京都千代田区のホテルグランドパレスにおいて「ＪＡＲＬ創立75周年、アマチュア無線再開50周年記念式典」を開催いたしました。
　当日は片山虎之助総務大臣、内海善雄ＩＴＵ事務総局長、Ｗ１ＲＵリチャード・Ｌ・ボールドウィンＩＡＲＵ名誉会長などのご来賓を迎え、会員、関係者約 400人の出席を得てＪＡＲＬの創立75周年を祝いました。
　ＪＡＲＬの創立は大正15年、本年は戦後アマチュア無線再開50年を迎えております。

　記念式典は、ＪＡ１ＡＮ原　昌三会長の式辞で始まりました。続いて片山総務大臣、内海ＩＴＵ事務総局長、リチャード・Ｌ・ボールドウィンＩＡＲＵ名誉会長から祝辞をいただきましたが、内海ＩＴＵ事務総局長からは「ＩＴＵアマチュア無線クラブ生涯会員記念証」が原会長に手渡されました。
　続いて、ＪＡＲＬとアマチュア無線の活動を記録したビデオが上映され、表彰式では 992個人・団体が功労表彰されました。

11月15日16時、東京・九段のホテルグランドパレス３階「白樺」で記念式典が挙行された

■ 多数のご来賓を迎えて記念式典を挙行！

　午後４時から開催された記念式典には公務多忙の中、片山虎之助総務大臣（写真左）が来賓としてご出席。
　大臣からは「阪神大震災でのアマチュア無線の活躍をたいへん評価しています。また、さきのサッカーＷ杯ではたくさんの局が特別記念局で大会をＰＲし、大いに雰囲気を盛り上げたと聞いております。総務省では、青少年の育成の一環として、免許を持たない子供であっても一定の条件下であれば、国際宇宙ステーションとの交信ができるよう、今年の３月に法改正しました。ぜひとも、次代を担う若者達にアマチュア無線を伝承していただきたい」旨の祝辞をいただきました。

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■ 祝賀会も和やかに！

　祝賀会は17時40分から同ホテルの２Ｆ「ダイヤモンドルーム」で和やかに催されました。
　式典とはうってかわって、こちらは終始和やかな雰囲気のうちに交歓がおこなわれ、出席者一同ＪＡＲＬの75年の足跡を振り返るとともに、今後のアマチュア無線の益々の発展を誓い合いました。
　写真左は乾杯の音頭をとる鍋倉眞一総務省総合通信基盤局局長

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【ご出席いただいた主な来賓】

総務大臣	片山　虎之助
ＩＴＵ事務総局長	内海　善雄
国会議員	衆議院議員	小渕優子
国会議員	参議院議員	小野清子
総務省	総合通信基盤局局長	鍋倉眞一
	同電波部部長	鬼頭達男
	同電波部移動通信課長	富永昌彦

○海外からの来賓
IARU国際アマチュア無線連合名誉会長	Ｗ１ＲＵ　リチャード・Ｌ・ボールドウィン
米国連盟ＡＲＲＬ会長	Ｗ５ＪＢＰ　ジム・ヘイニー
タイ国連盟ＲＡＳＴ会長	ＨＳ１ＹＬマユリー・サチャティー
ＩＡＲＵ　第３地域理事	ＨＬ１ＩＦＭヤン・スーン・パーク
（敬称略）