■平成23年度「静岡県西部ハムの祭典」、浜松市で開催
JARL静岡県支部は、平成24年2月26日(日)午前10時から浜松市南区の浜松卸商センター「アルラ」にて、静岡県西部アマチュア無線連絡協議会の協力を得て、平成23年度の「静岡県西部ハムの祭典」を開催しました。
はじめに、主催者側の栗田・日本アマチュア無線連盟 静岡県支部長の開会挨拶があり、続いて来賓の山崎寿仁東海総合通信局電波監理部監視課長のご挨拶をいただきました(写真右)。
式典終了後、恒例の各種展示・販売等が盛大に始まりました。
会場の正面入口前には、東海総合通信局の不法無線局探索車(DEURAS-M)が公開展示されました。
無線技術に関心のあるハムたちは、電波発射方向を調べるDEURAS-Mにアドコック・アンテナが見えない事に、怪訝さを感じているようでした。監視課員の「探索車の天井裏に内蔵の最新式平面アンテナを使用している」との説明に納得しているようでした。
DEURAS-Mのモニター画面を覗き込んで、電波の発射方向・位置が素早くわかることに、感心しているようでした(写真右)。
東海総合通信局からは、このほか第2会場に監視課の「規正用無線局と携帯型電波方向探知機の公開展示」、企画調整課の「電子申請Lite」に必要なID、パスワードの取得申請のお手伝い」等の行政サービスがあり、またこれらのブースに隣接して静岡県監査指導委員会から遵法喚起のための業務無線局「あまちゅあがいだんす」局の公開展示、電波適正利用推進員協議会の不法電波防止の周知啓発活動、JARLのQSL転送受付やJA2RL公開運用がおこなわれていました(写真右)。
規正用無線局ブースでは、多数のハムたちがいろいろな機能(特に電波方向探知用アンテナ)の説明を熱心に聞いておりました。
電子申請等の説明ブースでは、多数の年配の方々が説明を聞いており、実際にID、パスワードを申請した方もいたようでした。第2会場の反対側フリーマーケットでは、昔なつかしいリニア アンプ(TL922)関係の電子部品を始め、いろいろな電子部品が販売されていて、賑わっておりました(写真右)。
第1会場では、多数のアマチュア無線機メーカー・販売店が最新式の無線機、アンテナ等を展示・販売をしており、多数のハムたちが販売ブースの前に集まっておりました。小学生たちも会場内を歩き回っており、将来が期待されるようでした。
また、この反対側のコーナーでは、多数のアマチュア無線クラブが、クラブの紹介をしており、多数のハムたちと「無線の話」で盛り上がっておりました(写真右)。
恒例の抽選会もあり、皆さん大いに盛り上がり、560名以上の参加者を迎えることができた平成23年度の「西部ハムの祭典」は無事終了しました。
なお、当日の来場者は約560名で、参加者の割合は、静岡県西部57%、中部12%、東部4%、愛知県23%、その他4%でした。
(レポート:JA2WO中村康夫さん、静岡県監査指導委員)
(3月9日)
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