■関西アマチュア無線フェスティバルに7,000名の来場者を迎えて開催
2012年7月14日・15日の両日、大阪府池田市の池田市民文化会館で関西アマチュア無線フェスティバルKANHAM2012が盛大に開催されました。
今年のKANHAMのテーマは、「知ってる人にはなつかしい 知らない人には新しい!!」そして「アマチュア無線始めました(こどもから大人まで)」というサブテーマも設けられ、往年の人気無線機器やカタログの展示がおこなわれたテーマ展示をはじめ、各種の講演やイベントを開催。
例年通り、メイン会場の池田市民文化会館に加えて、会館横の豊島野公園での屋外フリーマーケット、池田市カルチャープラザでは3・4アマ臨時国家試験やVE試験なども実施されました。
当日は関西地方をはじめ他エリアからの来場も多数あり、両日の来場者数はのべ7,000名(14日:4,000名、15日3,000名)と、昨年の、のべ5,800名を大幅に上回る賑わいとなり、特に開会直後からの会場内は例年にも増して大変な人混みとなりました。
メーカー、販売店、クラブブースのある2階会場の初日は、お昼過ぎまで身動きが取れない状態で、その後も掘り出し物を探す方々や、アイボールを楽しむ方々、見学を楽しむ方々等の人混みが絶えることなく続きました。
各種講演や催事などでは、
- 八重洲無線FTDX-3000の技術紹介
- 桂ちきんさん、笑福亭瓶太さん(JO3KHA)の落語
- 兵庫県出身でアマチュア無線家の歌手Masacoさん(JH1CBX)と笑福亭瓶太さんのミニトークショー
- 第二弾!JARLそこまで言って委員会
- 防災シンポジウム
- モールス通信入門
- DXCC/IOTAフィールドチェック
- 総合通信局電子申請説明会
- D-STARの楽しみを語ろう
- ソフトの作者と語ろう
- 自作名人 激集合
- 南極昭和基地とのテレビ電話会議による交信
ほかが開催され、大いに来場者の注目を集めました。
一方、KANHAMの大きな特徴の一つとも言える、青少年向けの科学啓発イベント「こども科学実験スタンプラリー」ですが、今年は両日とも開会前から会場入口前に早い時間から親子連れの長蛇の行列ができ、受付開始後は1階ロビーからイベント会場の3階イベントスペースへの階段は受付待ちの親子連れの行列で、かなりの長時間にわたり切れ間なくびっしり埋まるなど大変な人気ぶりです。
写真をご覧になってもおわかりかと思いますが、さまざまな科学実験を楽しむ元気なちびっ子たちで超満員の状態となりました。
また、各コーナーのスタッフには、高校生などの若いスタッフを積極的に迎えて、イベントの運営がおこなわれていました。
毎年、進化を続けてきたKANHAMの「青少年向け科学啓発イベント」ですが、今年も大きな進化が見られたようです。
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活発な梅雨前線の影響を受けた不安定な天候がとても心配されましたが、奇跡的に会場周辺の池田市では雨がふらず、むしろ日差しの強い2日間、過去最高の来場者数を迎えての関西アマチュア無線フェスティバルは、こうして無事全日程を終了しました。
(7月17日)
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