■若田宇宙飛行士によるスクールコンタクト
2013年12月、国際宇宙ステーションに2度目の長期滞在中の若田光一宇宙飛行士による、2例のARISSスクールコンタクトが実施されました。
●京都市立洛陽工業高等学校(2013年12月12日)
2013年12月12日、京都市立洛陽工業高等学校でARISSスクールコンタクトが実施され、同校に隣接する「京都市立唐橋小学校」の21名の児童が、若田宇宙飛行士との交信に成功しました。
過去の若田宇宙飛行士によるスクールコンタクトは後述のように、ISS第18次/第19次/第20次長期滞在中の5例がありますが、今回の長期滞在ISS第38次/第39次長期滞在期間における、スクールコンタクトの実施は洛陽工業高等学校が初となります。
洛陽工業高等学校のスクールコンタクトのサポートメンバーの一人、JM3DUR島村隆久さんに現在詳細なレポートを依頼中です。レポートが届きしだい、JARL Webに掲載の予定です。
●とちぎサイエンスらいおんプロジェクト(2013年12月14日)
2013年12月14日、栃木県宇都宮市の帝京大学宇都宮キャンパスで、ARISSスクールコンタクトが実施され、参加の子供たちが若田宇宙飛行士との交信に成功しました。
このスクールコンタクトは、「とちぎサイエンスらいおんプロジェクト」によって実施されたもので、アマチュア無線家による取り組みという要素に加えて、JST(独立行政法人科学技術振興機構)地域ネットワーク形成地域型のプロジェクトとして、栃木県内の多数の参加企業や機関によって取り組まれているイベントの一つとして実施されたもので、栃木県内のアマチュア無線家等の協力を得て、帝京大学理工学部の渡辺博芳先生が中心となって準備を進めてきたものです。
詳細なレポートを、現在渡辺先生に依頼中です。レポートが届きしだい、JARL Webで掲載の予定です。
★ ★
なお、過去の若田宇宙飛行士によるスクールコンタクトは、ISS第18次/第19次/第20次長期滞在中の下記の5例があります。
【若田宇宙飛行士の過去5例のスクールコンタクト】
- さいたま市立宮原小学校(2009/04/02)
- さいたま市立大宮別所小学校(2009/05/26)
- さいたま市立宮原中学校(2009/05/26)
- 兵庫県川西市立清和台小学校(2009/06/06)
- 岐阜県関市立武芸川中学校(2009/07/11)
(12月17日)
|