December 2013 NEWS TOPICS INFORMATION


北海道総合通信局が「北海道アマチュア無線フォーラム2014」を開催

 北海道総合通信局は、JARL北海道地方本部、およびJARD(日本アマチュア無線振興協会)、アマチュア無線機器関連メーカー等を理解し親しんでいただくため、「北海道アマチュア無線フォーラム2014」を、平成26年2月16日(日)10:00〜16:00の間、札幌駅前通地下歩行空間「北3条交差点広場(西)」 で開催します。
 このフォーラムでは、アマチュア無線に関する講演のほか、最新のアマチュア無線機器の展示、総務省によるアマチュア局免許の電子申請の体験ブースなどが設けられ、アマチュア無線家の皆さんにとって、たいへん興味深いイベントとして開催となります。
 みなさんも、チャンスがあればぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。

(12月27日)


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若田宇宙飛行士によるスクールコンタクト

 2013年12月、国際宇宙ステーションに2度目の長期滞在中の若田光一宇宙飛行士による、2例のARISSスクールコンタクトが実施されました。

●京都市立洛陽工業高等学校(2013年12月12日)

 2013年12月12日、京都市立洛陽工業高等学校でARISSスクールコンタクトが実施され、同校に隣接する「京都市立唐橋小学校」の21名の児童が、若田宇宙飛行士との交信に成功しました。

 過去の若田宇宙飛行士によるスクールコンタクトは後述のように、ISS第18次/第19次/第20次長期滞在中の5例がありますが、今回の長期滞在ISS第38次/第39次長期滞在期間における、スクールコンタクトの実施は洛陽工業高等学校が初となります。

 洛陽工業高等学校のスクールコンタクトのサポートメンバーの一人、JM3DUR島村隆久さんに現在詳細なレポートを依頼中です。レポートが届きしだい、JARL Webに掲載の予定です。

●とちぎサイエンスらいおんプロジェクト(2013年12月14日)

 2013年12月14日、栃木県宇都宮市の帝京大学宇都宮キャンパスで、ARISSスクールコンタクトが実施され、参加の子供たちが若田宇宙飛行士との交信に成功しました。

 このスクールコンタクトは、「とちぎサイエンスらいおんプロジェクト」によって実施されたもので、アマチュア無線家による取り組みという要素に加えて、JST(独立行政法人科学技術振興機構)地域ネットワーク形成地域型のプロジェクトとして、栃木県内の多数の参加企業や機関によって取り組まれているイベントの一つとして実施されたもので、栃木県内のアマチュア無線家等の協力を得て、帝京大学理工学部の渡辺博芳先生が中心となって準備を進めてきたものです。

 詳細なレポートを、現在渡辺先生に依頼中です。レポートが届きしだい、JARL Webで掲載の予定です。

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 なお、過去の若田宇宙飛行士によるスクールコンタクトは、ISS第18次/第19次/第20次長期滞在中の下記の5例があります。

【若田宇宙飛行士の過去5例のスクールコンタクト】
  • さいたま市立宮原小学校(2009/04/02)
  • さいたま市立大宮別所小学校(2009/05/26)
  • さいたま市立宮原中学校(2009/05/26)
  • 兵庫県川西市立清和台小学校(2009/06/06)
  • 岐阜県関市立武芸川中学校(2009/07/11)

(12月17日)


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アメリカの連盟ARRLが100周年でW100AWを運用

 米国FCCは、アメリカの連盟ARRLのマキシム記念局W1AWが、ARRLが100周年を迎える2014年に W100AWのコールサインを使うことを許可しました。
 IARU HF Championshipコンテストでも、このコールサインが使われます。  ただし、2014年に全米50州からおこなわれる「W1AW WAS」のための運用は、W100AWではなく W1AWが使われます。
 W100AWは、ARRL 100周年QSOパーティーでは、100ポイントとなります。
 なおW100AWの運用は、2014年1月1日0400UTC(日本時間1300時)から開始されます。

【ARRL 100周年記念事業】http://www.arrl.org/centennial

【マメ知識】W1AWマキシム記念局とは?
 W1AWマキシム記念局は、アメリカの連盟ARRLのHQ局の一つです。ARRL創設者の一人であり、創立から22年間にわたり会長を務めた、ハイラム・パーシー・マキシム氏のコールサインにちなんだ局です。
 マキシム氏は1936年2月17日に享年66歳で他界されましたが、ちょうどその年、壊滅的な洪水がニューイングランド地方(アメリカ合衆国北東部の6州:コネチカット州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、メイン州、ロードアイランド州を指します)を襲いました。
 コネチカット州ハートフォードにあったARRLの当時のHQ局の一つW1MKは、コネチカット川の氾濫で跡形もなく破壊されてしまったそうですが、近隣の同州ウェストハートフォードにあった、ARRL本部のクラブ局W1INFが非常通信に大活躍したそうです。
 そんな出来事もあって、当時のARRL理事会では、生前のマキシム会長のコールサインにちなんだ記念局「W1AW」を、より災害に強い土地柄の同州ニューイントンに開設し、ARRLの歴史を代表する重要なHQ局の一つとして大切に守り続けているそうです。
【参考】http://www.arrl.org/w1aw

(12月06日)


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