■第62回利根川水系連合水防演習に参加(千葉県支部)
平成25年5月18日(土)に千葉県香取市佐原ロ地先で、第62回「利根川水系連合水防演習」(主催:国土交通省、関東地方の都県など)が開催されました。国土交通省関東地方整備局の発表によると「利根川水系連合水防演習は、昭和22年のカスリーン台風による未曾有の被害を教訓として昭和27年から始められ、国と関東1都6県と開催自治体の主催により、毎年利根川流域の各地で開催されているものです。以来、台風の来襲による2回の中止や東日本大震災による中止があるものの、途切れることなく実施されている」とのことです。
今年の第62回の開催地となった千葉県香取市は、対岸の茨城県潮来市ほか周辺自治体と関東平野の水郷地帯の一角をなしていますが、2011年3月11日に発生した東日本大震災では市内において、液状化現象による大きな被害を受けた地域であることも記憶に新しいところで、「地震で壊れた道路を直しています」等の看板が市内のいろいろなところに散見され、今もなお災害復興活動が続いています。
今年の水防演習は、東日本大震災の被災地の一つでの開催ということもあって、防災関連団体の注目度もかなり高かったようです。
総務省も関東総合通信局が非常災害通信等に関する広報ブースを出展(写真上の2枚)。当日は関東総合通信局の関係者も多数演習の見学に訪れました。
関東地方非常通信協議会および同協議会の構成員である日本アマチュア無線連盟千葉県支部も、3月10日から特別局8J1BOSAIを開設し水防演習実施のPR運用を実施。演習当日は「利根川水系非常通信訓練コンテスト」を実施するとともに、関東地方非常通信協議会のブースにおいて特別局8J1BOSAIの公開運用をおこない、非常災害時におけるアマチュア無線のPRに努めました(写真下の2枚)。
(5月20日)
|