April 2015 NEWS TOPICS INFORMATION


一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)が「第二級アマチュア無線技士養成課程」の実施について発表

 一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(会長 有坂芳雄、略称「JARD」)は、平成27年4月30日付けで、無線従事者規則第22条の規定により、第二級アマチュア無線技士養成課程の認定申請を、関東総合通信局長あて提出しました。
 認定が得られれば、本年5月下旬から受講生の募集をおこない、本年7月1日からインターネットを利用したeラーニングによる養成課程を開始する予定としています。

 申請した養成課程の概要は、下記のとおりで、詳細な募集要綱等は、別途、JARDホームページ等に掲載になります。

 なお、第二級アマチュア無線技士養成課程については、従来から実施していた第三級及び第四級アマチュア無線技士の養成課程に加え、今般、無線従事者規則等が改正され、本年4月1日から制度が導入されたものです。

 また、無線従事者養成課程におけるインターネットを利用した本格的なeラーニングは、初めてのものとなります。

  1. 養成課程の種別
     第二級アマチュア無線技士養成課程(eラーニング短縮コース)
  2. 養成課程の形態
    (1) 随時受講型授業(インターネットを利用したeラーニング)
    (2) 修了試験(2回受験可)は、コンピューターによる全国主要都市での試験(CBT)と東京のJARDハム教室での筆記による対面試験の二種類を予定
  3. 授業科目と受講期間
     授業科目は、法規17時間、無線工学29時間とし、受講開始から修了試験までの受講期間を標準3か月、最大でも6か月以内
  4. 受講者の条件
     第三級アマチュア無線技士の資格を有する者又は第三級アマチュア無線技士養成課程を修了した者とし、かつ、パソコンによるインターネット利用環境とパソコン操作のスキルを有するもの
  5. 受講生の募集期と定員
    (1) 毎年度四半期(4月、7月、10月及び1月期)に分け、受講生を募集する予定
    (2) 平成27年度の7月期(初回)の定員は50名とし、その後は、各期100名程度(応募状況により増員可能)を予定
  6. 受講料(1名)
     49,750円(無線従事者免許申請手数料1,750円及び消費税を含む)

【問合せ先】  一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)
eラーニング事業センター (担当: 杉崎、山脇)
電話 03-3910-7253   Eメール e-ln@jard.or.jp

(4月30日)




関東地方非常通信協議会表彰(横浜市アマチュア無線非常通信協力会)

 横浜市アマチュア無線非常通信協力会(JR1NVW斉藤文三会長、写真中央)は、4月17日、東京都千代田区の九段第3合同庁舎で開催された、関東地方非常通信協議会総会で、関東地方非常通信協議会表彰(感謝状)の授与を受けました。

 この表彰は「昭和47年に設立し、横浜市と災害協定を締結して以来、40年以上、防災訓練における通信訓練の実施や防災関連のイベントへの参加を重ねながら、非常通信に対する知識並びに通信技術の向上に努めるとともに、市民の防災に対する意識向上への啓発にも努め、非常通信体制の整備に貢献してきた」というものです。

(4月30日)




ネパール地震で非常通信  【周波数確保にご協力ください】

 4月25日(土)11:40ごろ(現地時間)ネパールでマグニチュード7.8の地震が発生し、余震が続いています。被害状況は死者2,500人以上と報道されています。また、インドと中国でも被害が出ています。

 この地震に対応して、インドのハムを中心に非常通信ネットワークが7.100MHz、14.210MHz及び14.310MHz付近で実施されています。
 コントロール局はVU2JAUで、多数のVU局に加えてネパールの9N1AAも参加しています。また、イスラエルの4X6TTが周波数確保に協力しています。

 非常通信ネットワークが実施されている期間中、次の周波数付近での電波の発射を控え、円滑な非常通信の実施にご協力ください。

▽ネパール地震非常通信周波数
  • 7.100MHz(7.110MHzに移る可能性あり)
  • 14.210MHz
  • 14.310MHz

【5月22日】
 ネパール国内における通常の通信インフラ等がある程度回復し、HF帯のアマチュア無線を使用した非常通信は一応終了した模様です。
 ご協力ありがとうございました。

(4月27日掲載)
(5月22日更新)




平成27年度情報通信月間(5月15日(金)〜6月15日(月))
 (スマート・ジャパン、拡げよう可能性、創ろう未来)

 総務省では、情報通信の普及・振興を図ることを目的に、5月15日(金)から 6月15日(月)の期間を「平成27年度情報通信月間」として「電波の日・情報通信月間」記念式典(6月1日(月)に各地方で開催)ほか、さまざまな行事を実施します。

 本年度の情報通信月間は、「スマート・ジャパン、拡げよう可能性、創ろう未来」をテーマに、情報通信月間推進協議会(JARLやJARDを含む関係59団体により構成)と総務省が一体となって、全国各地で情報通信によるデモンストレーション、各種セミナーやシンポジウム等の多彩な行事が開催されます。

 各地の電波適正利用推進員協議会による、電波教室や工作教室などのイベントの開催も予定されており、アマチュア無線関連では、JARDが「アマチュア無線セミナー(初心者からベテランまで)」「アマチュア無線ってどんなもの?」、JARLの地方本部や支部では、岩手県支部、新潟県支部、長野県支部、富山県支部、愛知県支部などが、今年の情報通信月間の参加行事を開催を予定しています。ほか興味深いイベントとして、「高度モールス通信技術習得講習会」という和文電信に関するセミナー(講師:JA0PX斉藤義明さん)等も計画されているようです。

 みなさんも、興味のあるイベントを見つけて、積極的に参加してみませんか。

▽平成27年度情報通信月間参加行事
http://www.jtgkn.com/2015_hp/itiran27/H27nihonchizu.htm

(4月17日)
(5月12日更新、ポスター写真の追加)


「詳細」


受信環境クリーン中央協議会表彰(JA1BTS平野幸男さん)

 平成27年4月16日、東京都千代田区のKKRホテル東京で開催された、受信環境クリーン中央協議会の第57回表彰式で、JA1BTS平野幸男さん(写真後列一番左)が、永年の努力・功績に対して感謝状の授与を受けました。

 平野さんの実績の概要は「日本アマチュア無線連盟東京都支部監査指導委員長(昭和46年〜昭和51年)、電波適正利用推進員(平成18年〜現在まで8年8カ月)を通して、受信障害対策を住民に啓蒙し、防止活動に積極的に参加した」というものです。

▽受信環境クリーン中央協議会の発表(PDF形式)
http://www.clean-kyou.com/03topics/img/houdou.pdf

(4月17日)


「詳細」


本年のJARL南極局8J1RLのこどもの日特別運用は中止となりました
 (3月に昭和基地を襲ったブリザードによる設備損傷の影響)

 南極昭和基地に開設されているJARLの南極局8J1RLは、毎年5月5日(こどもの日)に、小・中学生、高校生ハムとの交信を優先しておこなう、「こどもの日特別運用」を実施していますが、今年は3月に昭和基地を襲ったブリザードで、アンテナ設備等に大きな損傷が発生し、やむなく特別運用を中止することとなりました。

 この日の交信を楽しみにされていた皆様や、多くのアマチュア無線家の皆様にはご心配をおかけしますが、ご了承をお願いいたします。

(4月15日)




総務省が「平成27年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターを発表

 総務省は4月9日、電波利用ホームページで、平成27年度の電波利用環境保護関連コンテンツとして、電波利用環境保護活動のポスターを発表しています。

 今年のポスターのデザインは右のとおりで、イメージキャラクターに漫画家水木しげる氏の作品である「ゲゲゲの鬼太郎」を採用したもので、メインキャッチコピーは「不法電波から暮らしを守れ!」です。

 総務省では、今回発表したポスターで平成27年度の電波利用環境保護活動を展開していきます。

▽詳細(総務省電波利用ホームページ)「電波利用環境保護関連コンテンツ」
http://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/index.htm

(4月9日)


「詳細」


旧独立行政法人の法人名称の変更

 独立行政法人通則法などの改正にともない、従来の多くの独立行政法人の法人名称が、平成27年4月1日から変更になっています。

 たとえば、アマチュア無線家の間でも比較的よく知られている、旧独立行政法人では、情報通信研究機構(NICT)宇宙航空研究開発機構(JAXA)科学技術振興機構(JST)などの法人名称が、平成27年4月1日より従来の「独立行政法人」から「国立研究開発法人」変更となりました。

(4月3日)




北海道総合通信局が「親子で学ぶ航空無線教室」を函館市で開催

 北海道総合通信局は、空の安心・安全を支える航空無線に関する理解を深めていただくため、次世代を担う小学生高学年とその保護者を対象とした「親子で学ぶ航空無線教室」を5月23日(土)に函館空港および国土交通省東京航空局函館空港事務所で開催すると4月2日付けで報道発表しています。

 この教室は、事前申込で公募した小学校高学年とその保護者15組(応募多数の場合は抽選)を対象として実施されるもので、「航空無線の解説」をはじめ「航空機見学」「管制施設、設備の見学」などのプログラムで実施されるもので、各地の総合通信局でこれまで実施されたイベントの中でも、かなり珍しいイベントの一つです。

 興味がある方は、北海道総合通信局の報道発表をご参照ください。

▽北海道総合通信局の報道発表
http://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/2015/0402.html

(4月2日)


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