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平成30年度受信環境クリーン月間(10月1日〜31日)
総務省、民放各社、JARLなど、関連団体で構成される、受信環境クリーン協議会は、受信障害の防止を図ることを目的として、毎年10月1日から31日までの間を「受信環境クリーン月間」と定めて、全国各地で放送電波の受信障害の防止に向けた活動を展開しています。
テレビ放送の完全デジタル化にともない、放送の受信環境は大きな変貌を遂げました。しかし、従来あった「ゴースト」や「メダカノイズ」といった受信障害がなくなった半面、デジタル放送では「ブロックノイズ」や「映像断」など、現象からは障害の原因が特定しにくい新たな受信障害が発生しています。
本月間中は、建造物障害対策・家庭用テレビ受信ブースター(増幅器)障害対策・電気雑音障害対策・無線局障害対策を柱として、関連団体等の協力でセミナー・講習会の開催、相談所の開設および地方公共団体や建築主への働きかけ等を実施するとともに、日本放送協会、一般放送事業者各社の協力のもとに広報番組を放送するほか、専門紙等への記事掲載、ポスターの掲示、リーフレットの配布等幅広い周知・広報活動をおこないます。
また、本月間活動の一環として、広く放送受信障害防止に関する知識の普及を図るため、総務省・文部科学省・日本無線協会および一般社団法人日本民間放送連盟の後援のもとに、全国の中学生を対象に「受信環境クリーン図案コンクール」を実施しました。
なお、平成30年度の図案コンクールの結果は、各総合通信局のWebサイト上などで順次発表されます。
<協議会事務局>
〒170-8480 東京都豊島区駒込2-3-10 一般財団法人情報通信振興会内
電話:03-3940-3981
▽受信環境クリーン協議会
http://www.clean-kyou.com/
(9月15日)
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