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WRC19が第1地域のアマチュア業務への50MHz帯分配を承認
エジプト・シャルムエルシェイクで開催されている2019年世界無線通信会議(WRC19)の全体会合は、2019 年11月21日に第1地域のアマチュア業務に50MHz帯を分配することを承認しました。
WRC19以前には、第1地域ではアフリカの11か国のみで50MHz帯がアマチュア業務に一次分配されていました。
今後、WRC19の結果が発効すれば、第1地域の44か国で50MHz帯の少なくとも500 kHzが一次分配され、うち26か国では50〜54MHzが一次分配され、ロシア連邦を除く第1地域全体で50〜52MHzが2次分配されます。ロシア連邦は、50.080〜50.280MHzが2次分配となります。
Eスポによる遠距離伝搬も大いに期待できる通称マジックバンドとも呼ばれる50MHz帯だけに、第一地域の多くの国や地域でも今後分配が実現することで、さらにエキサイティングになっていくことを大いに期待しましょう。
(11月22日)
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