March 2019 NEWS TOPICS INFORMATION


第18回西日本ハムフェア、2019年3月3日、日産自動車九州(株)体育館およびゲストホールで盛大に開催される

 平成31年3月3日、福岡県京都郡苅田町の日産自動車九州椛フ育館およびゲストホールで、JARL九州地方本部主催の第18回西日本ハムフェアが開催されました。
 なお今回の西日本ハムフェアには、九州地方をはじめ他エリアの来場者を含めて、のべ2,000名(主催者発表)が来場しました。

■雨の西日本ハムフェア

 当日の天候はあいにくの雨にも関わらず、会場の体育館玄関には多くの来場者が多数集まり開場時刻09:00を待ちました。
 今年も開場前の駐車場の駐車台数を大雑把に数えてみましたが、今年もこの時間帯から500台をゆうに超える台数を確認することができ、その後も、さらに続々とアンテナがついた車が入場してきます。
 「西日本ハムフェアに行くにはアメニモマケズ」というご来場者の方々の熱気がヒシヒシと伝わってきます。

 さて、実行委員会では降り続く雨を配慮したうえで、開会時刻を約10分繰り上げて、体育館玄関内でオープニングセレモニーとテープカットをおこない、来場者の方々は08:50ごろから会場内に入場を開始しました。
 玄関そばに設置された会員ブースでは、JG1KTC尾義則会長(JG1KTC)、JARL広報大使に就任した演歌歌手の水田かおりさん(JI1BTL)が、来場者をお出迎えしましたが、この入場開始直後からはじまる、西日本ハムフェアの会場内の大混雑は、いわゆる例年通りの「お約束」といえるでしょう。

 場内は無線機器メーカー、販売店、クラブ等の出展各ブースを巡る来場者であふれ、9時台中盤からお昼ごろまで人混みで、身動きがとりにくくなる場所が多く見られました。実行委員会の方によれば、小間数調整のため例年よりも若干きつめの会場レイアウトになっていたことも混雑の要因の一つだったようです。会場内の大混雑が全体的に落ち着いたのは、お昼ごろになりました。

 一方、体育館の2階席は西日本ハムフェアの大切な和みのスペースです。お弁当休憩をする方をはじめ、仲間とアイボールを楽しむ方々など、西日本ハムフェアの来場者にとっては、他の多くの来場者がひしめく会場内を俯瞰するのも一興といった感じでしょう。

 また会場内では西日本ハムフェア特別記念局8J6HAMの公開運用や、会場ステージ上では子供たち向けの電子工作教室(ラジオの製作)、体育館から少し離れたゲストホール会場では、オール九州コンテスト表彰式や各種講演、FCC VE試験などがおこなわれました。


▲オール九州コンテスト表彰式

▲JG1KTC尾義則JARL会長
「JARLの現状と最近の取り組み」

▲JH3BFO中根正見氏
「開局55周年にあたって」

▲JH6JWE樋口英雄氏
「ディジタルモードの運用」

▲アイコム(株)高岡 奈瑞氏
「IC-9700の解説

▲JVCケンウッド・鳥井敏雄氏
「TS-890S/Dの解説」

 尾義則会長の講演では、近年のJARLの現状と新年度に当たってJARLが取り組んでいく新たな会員サービスなどが多く披露されました。
 注目を集めているFT-8の運用に関するノウハウなどを紹介する「ディジタルモードの運用」の講演等も注目を集めていたようです。

 また開催が予定されていた、地元苅田町関連の協力催事ですが、残念ながら雨天のため「等覚寺の立ち喰い蕎麦」は中止となりましたが、苅田町観光協会の餅つきは会場玄関前に設置されたテントでおこなわれ、見学した来場者の方々につきたてのおいしいお餅がふるまわれました。

 そして最後に、恒例の抽選会(ビンゴゲーム)がおこなわれ、今年の西日本ハムフェアの全日程が無事終了しました。

 今回の西日本ハムフェアは、残念ながらあいにくの雨の日開催でしたが、この荒天にもかかわらず、昨年の来場者数2,100名(過去最高)に迫る約2,000名の来場者を迎えることができたのは、大健闘といえるのではないでしょうか?
 なお来年の西日本ハムフェアは2020年3月8日に開催が予定されています。

■西日本ハムフェア前夜祭(懇親会)を3月2日に開催

 第18回西日本ハムフェア前日の3月2日、福岡県行橋市の京都ホテルで、西日本ハムフェア前夜祭(懇親会)が開催されました。
 参加者の皆様方は、翌日開催の西日本ハムフェアの大成功を祈念しつつ、アマチュア無線談義や各種のアトラクション等を楽しみました。
 前夜祭のアトラクションは、京築神楽「御先神楽二ノ切(にのきり)」や、JARL広報大使の水田かおりさんのミニ歌謡ショー、尾会長と水田かおりさんによる「じゃんけん大会」が開催されました。

(3月7日)


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