「アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」
についてご意見をお寄せください |
JARL周波数委員会 |
JARL周波数委員会では、アマチュア無線周波数のより一層の有効利用化を目指した「アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」について検討をおこなうため、皆様からのご意見等を募集いたします。 アマチュアバンドの使用区別は、かつてはアマチュア無線家の紳士協定として多くのアマチュア無線家のご意見を頂いてJARLが制定していました。 JARLはこのような状況を打開するために、バンドプラン遵守の呼びかけと運用指導の強化をおこなうと共に、バンドプランを強制力のある告示としていただきたいと当時の郵政省(現:総務省)に強く働きかけをおこないました。 その後、新しい通信技術や通信方式(方法)に対応した周波数使用区別を求める意見を反映し、総務省に周波数使用区別改正の要望をおこなってきています。 平成15年の告示改正では、主にマイクロ波帯とデジタル通信、VoIP通信の使用区別をおこなっていただきました。 さらに、平成16年からはHF帯のRTTY、F1Dの使用周波数帯やEME周波数、IRLPやEcholink等の周波数など、多くのアマチュア無線家の方々にさまざまなご意見を頂戴して改正案を作成し、平成18年に総務省に改正要望書を提出しました。 JARLからの改正要望を受けた総務省は、さらに意見募集をおこない、広く意見を募り平成21年3月25日に告示を改正しました。この告示では、新規分配された135kHz帯と7MHz帯の拡張も盛り込まれた周波数使用区別になりました。 このような背景を受けてJARLの周波数委員会では、新しい通信方式の普及状況や、新規に分配された周波数の有効利用を図るため、より多くのアマチュア無線家の皆様からのご意見等をいただきながら作業を進めて行く方針です。 これまで、寄せられている意見は次記の通りですが、これらを参考に、さらなるご意見や検討を要する事項等がありましたら、平成24年5月31日までに、書面またはE-mailで「周波数委員会」までご意見等をお寄せください。 周波数委員会では、お寄せいただいたご意見等をもとにさらに検討をおこない、再度ご意見をお聞きして、総務省に提出するための「周波数使用区別改正要望案」をまとめる予定でおりますので、ご協力頂きますようお願いいたします。 なお、2012年1月23日〜2月17日にスイス・ジュネーブで開催されました国際電気通信連合(ITU)の世界無線会議(WRC-12)におきまして、アマチュア無線に中波帯の472〜479kHz幅を2次分配することが承認されました。日本国内でアマチュア無線として使用できるようになるのはまだ先となりますが、この周波数帯の使用区別に関するご意見も歓迎いたします。
★意見の送付先 |
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