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JAS-1b/FO-20(ふじ2号)のPSKビーコン発射について(2005年10月3日) |
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JE9PEL/1脇田さんから、JARL技術課にいただいたレポートによると、
JARLのアマチュア衛星2号機「ふじ2号」が、435.795MHzでPSKビーコン
を発射していることが、9月18日15:14〜15:36(JST)のパスで受信確認
されました。 脇田さんによれば、10月1日15:40〜16:05(JST)の太平洋岸仰角82度 のパスでも、ふじ2号のPSKビーコンを受信。TCA前後でかなり強く聞こえ、 ピークで435.792MHzだったとのことです。このときデコードの準備もし ていたそうですが、残念ながらデコードには至らなかったそうです。 435.795MHzは本来CWビーコンの発射周波数ですが、「ふじ2号」では 衛星管制の都合により、PSKビーコンに切り替えができるように回路設計 してあります。 「ふじ2号」は現在、JAモード(アナログモード)のトランスポンダー で運用が可能な状態ですが、CWビーコンの発射は停止状態となっていました。 今回の、435.795MHzでのPSKビーコンの発射の原因は現在調査中ですが、 このところ活発となっていた太陽活動の影響により、宇宙放射線の影響など を受けて、ビーコンがデジタルモードに切り替わり、PSKビーコン が発射されているものと推測されます。 なおPSKビーコンを受信、デコードに成功された方は、 JARL技術課まで レポートをお送りください。お待ちしております。 (TNX JE9PEL/1)
脇田さんが2005年9月18日15:14〜15:36(JST)のパスで受信したPSKビーコン |
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2000年8月頃からアナログ系の送信機が短時間,停止する現象を確認しております。停止する時間帯が日陰時や日陰明けであることから,衛星の蓄電池を保護するためのUVC*機能が動作しているためと考えられます。太陽と衛星の間に地球が入り,衛星に太陽光があたらない日陰時に送信機が停止する現象が頻繁に発生すると予想されます。 情報をおもちの方は下記のところまでレポートをお送りください。お待ちしております。 注)*印:UVCとはUnder Voltage Controllerの略称をいう。 【E-mail address】 lab@jarl.or.jp |
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