岡山県のマスコット・ももっち
 第49回JARL通常総会
晴れの国・おかやま総会終わる

　平成19年5月20日、（社）日本アマチュア無線連盟(JARL)の第49回通常総会「晴れの国・おかやま総会」が、岡山県倉敷市の「児島文化センター」で開催されました。当日は全国から会員1,200人が出席して議案の審議などがおこなわれました。
　10:00から開始された式典では、:宇根山竜二実行委員長（JF4OVU）の開会宣言に続き、原　昌三ＪＡＲＬ会長（ＪＡ1ＡＮ）から主催者あいさつ、ご来賓として出席の安村幸夫総務省中国総合通信局長の代理としてご出席いただいた、佐伯利寛無線通信部長、石井正弘岡山県知事の代理としてご出席いただいた、堀井巌岡山県総務部長、古市健三倉敷市長、井上徳造ＪＡＩＡ会長からご祝辞をいただきました。

▲開会宣言をする宇根山竜二実行委員長
▲主催者挨拶をする原会長
▲中国総合通信局長の祝辞を代読する佐伯利寛無線通信部長

▲石井正弘岡山県知事の祝辞を代読する堀井巌岡山県総務部長
▲祝辞を述べる古市健三倉敷市長
▲祝辞を述べるJAIA井上徳造会長

　続いて、森清総務省総合通信局基盤局長、村田吉隆衆議院議員、関谷勝嗣参議院議員（JA5FHB）、片山虎之助参議院議員、小野清子参議院議員（7M3URU）、佐藤章前衆議院議員の祝電披露がありました。

　次に表彰式では、社会福祉に対する貢献3名、JARL正員歴通算30年1,389名、同40年222名、同50年31名、同60年4名、同70年1名（永年表彰は社団会員も含む）、その他1名の合計1,667名の方々に加え、評議員歴通算20年9名、支部長歴通算20年7名、昨年度の連盟事業に対する功労団体として熊本総会実行委員会、平成18年度のクラブ対抗部門年間総合第1位の表彰をおこないました。


▲正員歴30年
（代表JH4RQN大島さん）
▲正員歴40年
（代表JA4AKL加藤さん）
▲正員歴50年
（代表JA4JO東さん）
▲正員歴60年
（代表JA0AA阿部さん）

▲正員歴70年JA1AD
斉藤さん（代理JA1UT）
▲評議員歴通算20年以上
（代表JA4KI吉岡さん）
▲支部長歴通算20年以上
（代表JA5BM西川さん）
▲くまもと・火の国総会実行委員会（代表JA6GXP浅井さん）

　当日の表彰者はこちらをご覧ください。

　式典の終了後11:00には、総会議事が開始され、上程の4議案について原案どおり可決承認され、17：36に「晴れの国・おかやま総会」は無事終了しました。
　議案の審議では、議案説明に対する質疑応答がおこなわれましたが、PLCや諸外国からのアマチュア無線周波数帯への妨害、周波数拡大、公益法人改革の現状や今後の予定などに関することなど、多岐にわたる質問や要望があり、質疑応答の結果、原案どおり承認されました。
　総会の運営は、岡山県支部を主体として構成された実行委員会によって滞りなくおこなわれました。

（1）総会成立審査

午前10時50分現在の
正員出席者数 897名
有効委任常数 15,183名
合計 16,080名

　上記の合計は定款第40条に定める正員の10分の1、すなわち本年3月7日現在の正員数71,144名の10分の1を超えている旨が、大橋達夫事務局長（JR1NKI）から報告されました。

（2）議長団等

  • 議長団　根本紀正（JH1UBU）、種村一郎（JG2GFX）
  • 書記　藤井義弘(JA4KEX)、伴崇(JA4KRX)
  • 事録署名人　高原宣裕（JA4IH）、佐藤忠麿(JA4AAS)、西川正時(JA5BM)
  • 運営委員　中田勇（JＦ4QAS）

(3)議題【第49回通常総会議案（第49回通常総会案内のページ参照）】

第1号議題　平成18度業務報告の件
第2号議題　平成18度収支決算承認の件
第3号議題　平成19年度事業計画案承認の件
第4号議題　平成19年度収支予算案承認の件

(4)議事概要

  1. 11:00に議事が開始され、第1号、第2号議題が一括上程されました。第1号および第2号議題を海江田威宣専務理事(JH1HNH)が説明、そのあと後藤監事（JH3GAH）より監査報告がおこなわれ、11:02から13:00までの昼食休憩をはさみ質疑応答がおこなわれ、賛成多数で承認されました（16:06）。
  2. 第3号および第4号議題が一括上程されました。第3号議題を原　昌三会長（JA1AN）が説明、第4号議題を海江田専務理事が説明したあと質疑応答がおこなわれ、賛成多数で承認されました（17：36）。

　左上から、当日10:50現在の出席者数を発表する大橋事務局長(JR1NKI)、第1・2号議案を説明する海江田専務理事（JH1HNH）、監査報告をするJH3GAH後藤監事、
　左下から質疑応答に応える長谷川関西地方本部長（JA3HXJ）、第3号議案を説明する原会長（JA1AN）

(5) 総会実行委員会あいさつ

　議案の審議を終え、JF4MND 逸見孔一総会実行委員会事務局長から、今総会の準備から運営までおこなってきた「晴れの国・おかやま総会」実行委員会メンバーの紹介がおこなわれ、労がねぎらわれました。

(6)次期開催地への引継ぎ

　次期総会開催予定地（高知県高知市）への総会シンボルの引き継ぎがおこなわれ、宇根山竜二実行委員長(JF4OVU)から稲毛　章四国地方本部長（JA5MG）へシンボルが手渡され（写真上左）、稲毛四国地方本部長が次期総会への参加を呼びかけました（写真上右）。

(7)閉会の言葉

　最後に、徳田禎三（JH4EVH）総会実行委員会副委員長から、閉会の言葉があり(写真右)、第49回JARL通常総会が終了しました。（総会終了18:00）

おかやま晴れの国総会前夜祭開催される

　第49回通常総会「おかやま晴れの国総会」前日の、５月19日（土）、岡山県倉敷市の「せとうち児島ホテル」で、「晴れの国・おかやま総会前夜祭」が開催されました。
　風光明媚な鷲羽山に位置する同ホテルには、当日全国から380名の会員の方々が集まり親睦を深めました。
　現地の方々の話によると、鷲羽山から瀬戸大橋を望む眺望は、瀬戸内海特有の霧に包まれることが多いそうです。しかし、この日の前夜祭会場からの眺望は、年に何回かしか見ることができないクリアーなもので、本州・児島と四国・坂出を結ぶ瀬戸大橋の全景や、周辺の島々の向こうに、四国を望む実に見事なものでした。

　また当日は、年に何度かしか見ることのできない、瀬戸大橋のライトアップが特別におこなわれていたこともあり、出席者は前夜祭会場からはライトアップされた見事な瀬戸大橋を見おろしながら歓談の時を過ごしました。

　また、アトラクションとして、岡山県健康の森学園の備中神楽同好会による国指定重要無形民俗文化財の「備中神楽」も上演され、出席者の方々は、賑やかで小気味のよい和太鼓に合わせて舞う神楽の踊り存分に楽しまれたようです。

「第49回通常総会開催前のご案内のページ」


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