JARL NEWS 履歴
今月の ■1-2月号の表紙■
 新年あけましておめでとうございます。アマチュア無線の世界では本号の座談会で紹介されている「ARISS」をはじめ、表紙のD-STARプロジェクト通信実験など、新しいプロジェクトが続々と誕生し、アマチュア無線の新たな魅力を引き出す可能性について実践・検証するという、新たな取り組みがはじまっています。
 2002年もみなさんと一緒に、新世紀のアマチュア無線のあるべき姿を考えていきましょう。

■1-2月号の主な記事■
新春座談会「ARISS(アリス)プロジェクトの可能性」
D-STARプロジェクト通信実験進行中
ハムフェア2002開催要項自作品コンテスト絵画コンクール実施要項
第44回通常総会「ながら川総会」のご案内
選挙告示
会費前納(終身)制度の見直しについてB
電力線搬送通信 (PLC) に関する実験について



TOPICS

バンドプランが一部変更

 総務省では,国際宇宙ステーション(ISS)とわが国のアマチュア無線局が
音声通信(FM)をすることができるように2001年12月18日に「アマチュア業務
に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」の告示を改正しました。今後は
144.30〜144.50MHzでISSの交信に限ってFM(占有周波数帯幅40kHz以下の
もの)での交信が可能となりました。


4月期の国試日程

(財)日本無線協会が実施している,第1・2級アマチュア無線技士国家試験の
受験申請受付期間は2月1日から20日までです。受験を予定されている方はJN
1・2月号をご覧になり期日に遅れないよう申し込みください。


ハムフェア2002
開催要項決まる

 今年のハムフェアは8月24日(土)25日(日)の2日間、東京・有明の「東京
ビッグサイト西3・4ホール」で「JARL誕生75年 リフレッシュ・ハムフェ
ア!」をキャッチフレーズに開催されます。
 このほど開催要項がまとまり,3月上旬から4月末にかけて出展者の募集を開
始いたします。なお、昨年の出展者には要項ができあがり次第送付いたします。


JA1RLが2.4Gなど運用!

 JARLでは,JARLステーションアワードや年内で交信期間が終了する21
世紀ドリームアワードのPRをするために,JA1RLから各バンドでサービス
しました。
特に,2400MHz帯はJA1RL初のオンエアでしたが,限られた時間内のオペレート
ながら8局と交信することができました。全交信数は全国との831局でした。


電通大が8J1UECを運用

 電通大(東京・調布市)では2001年12月12日「電波通信 これまでの100年 
これからの100年」と題してマルコーニが1901年に成功した大西洋横断無線電信
の100周年記念行事を開催しました。「電波通信の黎明」講師=桑嶋陽一氏,
「無線通信と電離圏」講師=福田 喬氏の記念講演がおこなわれ,記念局8J1
UECが運用されました。


本誌5月号について

 本誌5月号は毎年総会議案を掲載するため発送が遅れ,5月の中旬ごろになり
ます。なお,5月号は5・6月合併号として発行される予定です。


JARL会員増強キャンペーン
12月1日〜2002年1月31日

 アマチュア無線の楽しさを広げましょう。アマチュア無線の仲間を増やしまし
ょう。
 仲間が増えればアマチュア無線はもっと楽しいものです。
 JARLでは12月1日から1月31日まで,全国のJARL会員の支援で,2カ月間に
わたって会員増強キャンペーンを開催します。IT時代のまっただ中と言われる
現在にあって,私たちアマチュア無線家がこれからも継続してアマチュア無線を
楽しむことができるように,また次代を担う若い世代の人たちにアマチュア無線
を継承していくためにも,皆で手を携えてこのキャンペーンを成功に導きたいも
のです。
 今回のキャンペーンでは,期間中に入会されたすべての新会員の方々と,入会
のご紹介をいただいた現JARL会員のみなさんに,もれなく記念品をプレゼントい
たします。
 一人がひとりを! アマチュア無線の発展とJARLの安定した運営のために,会
員のみなさんの絶大なるご協力をお願いいたします(キャンペーンの詳細は前カ
ラーページを参照してください)

○図書券500円分	入会者(正員・准員),ご紹介者のみなさんにプレゼント
○コールサインステッカー	家族会員としての入会者にプレゼント
○ビームマップ下敷き	JARLカードで入会された方には,GEキャピタルフ
ァイナンスからビームマップ下敷きがさらにプレゼントされます。


年末年始の休業について

 JARL事務局では,12月29日から1月4日まで年末年始のため休業いたします。
なお,新年は1月7日から業務を開始いたします。



【追加】第19回関東UHFコンテストの開催について

JARL NEWS1・2月号には掲載されませんでしたが、2月11日例年ど
おり「関東UHFコンテスト」を開催しますのでルールの概要をご案内いたし
ます。
日    時:2月11日(祝)09:00〜15:00
参加資格:関東エリア内の局とSWL(○○○/1の局を含む)
使用バンド:430〜10GHzまでの5バンド
部    門:電信の部,電信電話の部
種    目:マルチバンド 各シングルバンド SWL(ただし社団局は含まない)
交換ナンバー:RS/T+市郡区ナンバー
得点・マルチ:各1点
締め切り:3月11日
提出先:170-8073 JARL関東地方本部 関東UHFコンテスト係

規約全文

JARLの創立75年を迎えて!

 新年明けましておめでとうございます。2002年の新春を迎えて,会員の皆さんと関係者の方々に対して謹んで初春のお慶びを申し上げます。
 昨年の後半には,埼玉県入間市の子どもたちが国内初の,スクール・コンタクト(ARISSプロジェクトによる国際宇宙ステーション(ISS)とのアマチュア無線の交信)に成功して,大いにアマチュア無線の意義を実感いたしました。その陰には長期間にわたって子どもたちをサポートしてきたアマチュア無線家のボランティアの存在がありました。そのときの様子は新年号の座談会で取り上げていますが,そのスクール・コンタクトが今年はいよいよ本格化します。ISSとの交信を通じて次代を担う若者たちに,アマチュア無線の楽しさ,すばらしさをぜひとも体験してもらいたいものです。
 さて今年は,JARLが誕生して75年を迎えます。JARLではこの大きな節目の年にあたって,記念式典や記念アワードの発行,特別記念局などの開設を準備しております。また今年は,FIFA ワールドカップ(サッカー)が日韓共催でおこなわれます。両国の各地で熱い戦いが繰り広げられますが,ここでも記念局の開設を予定しており,これらをアマチュア無線の活性化にもつなげ,活発で楽しい一年としたいものです。
 なお,JARLの財政状態は今年も厳しく,今後とも小さくても強いJARLをめざして組織の建て直しをはかってまいりますので,会員皆さんのご理解とご協力を切にお願いいたします。








JARL NEWSの今後の発行について

 平成14年1月以降の「JARL NEWS」の発行は、次のとおり予定されています。

3月号 ・・・・・・ (3月1日発行予定)
4月号 ・・・・・・ (4月1日発行予定)
5-6月号 ・・・・・・ (5月中旬発行予定)


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