さて、8J1RLの運用ですが、まるで極夜に合わせたかのように猛烈な磁気嵐(と推測される)に見舞われております。原因はご存じの方もいらっしゃると思いますが、太陽の活発な活動に伴い秒速800kmというもの凄い速さの太陽風(太陽爆発の際に放出された荷電微粒子群)が地球に到達し、これが地球の磁界や電離層に影響をもたらしていると言われています。
とにかく5月末頃から、日本国内で電波を発射しているNHK国際放送や共同新聞社のFAXさえもわずかに聞こえるのみです。出力300kW〜500kWのラジオジャパンでさえこの状態ですから、アマチュア局の信号は聞こえるはずもありません。当分は日本とのオープンは望めませんが、時間が経てば正常に戻ると思われます。【6月2日昭和基地発】 |