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 8J1RL「こどもの日」特別運用

 日本のアマチュア無線家の皆様こんにちは。
南極と日本とは季節が逆であることはご存じかと思いますが、昭和基地には徐々に本格的な冬が訪れようとしており、連日雪が降り続くと共に日中の気温も最高で-5℃程度、最低は-20℃以下となる日も増えてきました。
(写真参照)

 4/27(日)はRTTYデーとして8J1RLを運用したところ、21MHzにおいて多くのRTTY愛好者の皆様からコールを頂き感謝しております。ただ、こちらの手違いでRTTYソフトのAFCを入れたままであったため、ご迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。今後はAFCを切って運用することとします。
 

▲雪に埋もれつつある昭和基地とWARCバンド用アンテナ
 さて、こどもの日の特別運用ですが、5/3〜5の3日間は小中高生の個人・社団局と優先的に交信する予定でおります。南極とのアマチュア無線による交信を通じて、次代を担う若い人たちに夢を与えると共に、アマチュア無線の素晴らしさを再認識してもらえればと思っています。詳細はこちら
 なお、周知される周波数・時間以外は全てのアマチュア局といつもどおり交信したいと思いますが、伝搬状況や小中高生局の数により多少時間が前後する可能性もありますので、アナウンスに注意して頂ければと思います。
 また、時間に余裕があれば、空中線電力10W以下のQRP局やYL局の指定をする場合もありますので、合わせてご了解願います。
【4月28日昭和基地発】

(第44次南極地域観測隊 芝崎)

Tnx 国立極地研究所