December 2010 NEWS TOPICS INFORMATION


総務省が「みんなでつくる情報通信白書コンテスト2011」
(平成23年版情報通信白書の表紙図案およびコラムの公募)

 「情報通信白書」は、日本の情報通信の現況、情報通信の政策の動向について、広く国民方々の理解を得ることを目的として、総務省が公表している資料で、昭和48年に「通信白書」として当時の郵政省から発行が開始され、年度ごと公表がおこなわれ、その後「情報通信白書」と改称され現在に至るものです(写真は平成22年度版)。

 総務省では平成23年版情報通信白書については、平成23年7月ごろに公表を予定していますが、この平成23年版の制作にあたり掲載の表紙の図案およびコラム等について、平成22年12月20日から平成23年3月27日の間、広く一般に向けて公募しています。

 総務省によればこの公募は「白書の誌面内容に読者の方々にも参加していただくことで、国民の皆様に情報通信をより身近に感じていただくとともに、情報通信についての関心を高める契機とすること」を意図しているとのことです。

 みなさんの素晴らしい作品が、情報通信白書の1ページを飾るチャンスです。興味のある方はぜひ募集要項をご覧になって、応募してみませんか。

●募集の概要

  1. 表紙図案
    ・テーマ:「わたしたちの夢をかなえる情報社会」
  2. コラム
    ・テーマ「わたしと○○○」
    注)○○○の中に情報通信と関連する言葉を入れ、あなたが書きたいコラムのタイトルにしてください。

▽総務省の報道発表
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_01000009.html
▽みんなでつくる情報通信白書コンテスト2011リーフレット(PDF形式)
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/contest2011/pamphlet.pdf

(12月21日)

「詳細」


アワード規約の改正(平成23年1月1日施行)
【特記の追加、楯の有償配布、WACアワードの特記に関する代行申請の要件】

 アワード規約の改正が、平成23年1月1日より施行となりますのでお知らせ します。

  1. 特記の追加について
     JARLが発行するアワードでは、申請により運用モード等を特記できるものがありますが、近年のデジタルモードの普及に伴ない、アワード規約を改正し、「Digital」と「EME」(月面反射通信)の特記の種類を追加しました。
     これにより、特記事項は、周波数・運用モード(AM、ATV、CW、FAX、FM、RTTY、SSB、SSTV、Digital)・Satellite・EME・QRP・QRPp・移動範囲となります。
     なお、従来PSK-31による交信の特記は、「RTTY」としていましたが、今後は「Digital」の特記で申請できます。

    最新のJARLアワード規約
    特記一覧

  2. 楯の有償配布について
     WACA、HACA、WAGA、HAGAの楯発行につきましては、申請者の希望により 有償で贈ることとさせていただき、V・U-10,000局賞の受賞者につきまして も、表彰状を贈るとともに、申請者の希望により有償で楯を贈ることと させていただきます(右の写真は、WACA、WAGAの楯の例。デザインは変更になる場合があります。
     WACA、HACA、WAGA、HAGAの楯、V・U-10,000局賞の楯は、会員5,000円 ・非会員10,000円となります。
  3. WACの特記について
     JARLが申請を代行しているIARU(世界アマチュア無線連合)が発行する WACアワードの申請用紙の変更にともない、特記に関するJARLの代行申請 の要件を次のように改めました。
    「1.9MHz、3.5MHz、50MHz、144MHz、430MHz、1200MHz」、
    「Basic、CW、Phone、Image、Digital、Satellite」、
    「QRP」

    WACアワード規約の概要

(12月15日)

「詳細」


国土地理協会が「平成23年カレンダー全国市町村マップ」を発行

【国土地理協会平成22年12月22日付け発表】
 国土地理協会は平成22年12月22日付けで、「平成23年カレンダー全国市町村マップ」の配布を終了しましたと発表しています。

 財団法人国土地理協会は、 「平成23年カレンダー全国市町村マップ」を作成し、希望者に向けて配布をおこなっています。

 この地図は、平成22年11月1日現在での全国の市町村名を載せた日本全図で、平成11年4月以降の平成の大合併で誕生した市町村は、その範囲とともに名称を赤い文字で表示、合併前の旧市町村名は紺色で表示するなど、アワードハンティングの有効な資料と平成23年のカレンダーの役割を兼ね備えたものです。みなさんのシャックに1枚いかがでしょうか?

 同地図の配布を希望の方は、住所・氏名を明記した返信用封筒(A4判)に、返信用切手200円を貼ったものを同封のうえ、下記の「国土地理協会カレンダー担当」まで申し込んでください。

 なお、国土地理協会の発表によればこの地図の配布は一人1部としています。

【問い合わせ・申込先】
〒105-0003 東京都港区西新橋3-5-2 財団法人国土地理協会 カレンダー担当

 なお、地図の詳細や配布に関する詳細については、国土地理協会の次のページを参照してください。 http://www.kokudo.or.jp/marge/heisei.html

(12月15日)
(12月24日更新)

「詳細」


平成22年JARLアイボールミーティング開催される

 平成22年12月9日、東京都港区の青山ダイヤモンドホールで、平成22年のJARLアイボールミーティングが開催されました。
 当日は、総務省の方々をはじめ、アマチュア無線界に関連が深い方々など約100名の出席がありました。

 アイボールミーティングは原 昌三会長(JA1AN)の挨拶でスタートしました。
 原会長は挨拶の中で、「先般、大阪府寝屋川市で開催された臨時総会において、新法人組織に移行するための重要な議案について多数の承認をいただき、次のステップに向けて準備を開始しました。今後とも皆様のますますのご理解、ご協力をいただきたい。また、上昇が遅れているソーラーサイクル24の太陽の活動にも注目し、HFの大いなるコンディションの向上に期待したい」(要旨)と語りました。

 原会長の挨拶の後、総務省関東総合通信局の竹内英俊総務部長から、祝辞と総務省が現在取り組んでいる電波行政の現状等のお話をいただきました。

 来賓祝辞の後、日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)の井上徳造会長が乾杯の音頭を取り出席者による歓談が開始されました。

 終始和やかな雰囲気の中、会は続き最後に丹羽一夫副会長(JA1AYO)の中締めで、平成22年のアイボールミーティングは盛会のうち終了しました。

(12月10日)



各地の中学生が受信環境クリーン図案コンクールで表彰

 総務省、NHK、民放各社、JARLなど、関連団体で構成される、受信環境クリーン中央協議会は、受信障害の防止を図ることを目的として、毎年10月1日から10 月31日までの間を「受信環境クリーン月間」と定め、全国各地で放送電波の受信障害の防止に向けた活動を展開していますが、受信環境クリーン中央協議会及び各地方受信環境クリーン協議会はこの受信環境クリーン月間の開催に併せて、毎年、全国の中学生を対象とした受信環境クリーン図案コンクールを実施しています。

 第43回目となる平成22年度も全国の309中学校から、3,211点の作品の応募がありましたが、受信環境クリーン月間に先立って各地の中学生による素晴らしい作品の中から入賞作品が選考され表彰がおこなわれました。

中央関東東海近畿四国九州沖縄東北北海道北陸信越

 第43回近畿受信環境クリーン図案コンクールの表彰式は、2010年11月17日に兵庫県加古川市立神吉中学校で開催され、同校の石坂文昭校長をはじめ、各賞を受賞した中学生たちのほか、クリーン協議会からは近畿総合通信局の黒葛原栄彦放送部長はじめ多数の関係者の方が出席し、JARLからはJA3HXJ長谷川良彦関西地方本部長(写真右の右)、JA3COA当真嗣昌関西地方本部監査長(写真右の左)らが出席しました。

 近畿受信環境クリーン図案コンクールの数々の入賞作品の中、今年のJARL関西賞の作品は左の写真で、同校2年生の岸本祐子さん(写真右の中央)でした。

(TNX JA3COA)

(12月03日)



JA1AD斎藤 健氏がご逝去

 平成22年11月27日、JARL名誉会員の斎藤 健氏 JA1AD(exJ2PU)が亡くなられました。98歳でした。

 斎藤 健氏はJARL創立当初からのメンバーで、昭和23年から理事に就任され昭和32年まで理事や会計幹事、関東支部長などを歴任され、昭和55年〜59年2期4年のあいだ専務理事を務められ、昭和60年にJARL名誉会員になられました。
 斎藤 健氏は、昭和12年3月に無線局(J2PU)を開設以来、戦前の「無線と実験」等の各誌に、まだ世に知られてなかったアマチュア無線を紹介するなど、戦中戦後を通じてアマチュア無線の普及発展に尽力されました。

 葬儀に出席した原会長は次のように語っています。

 「斎藤さんとの思い出はたくさんありますが、次のことは特に今でも思い出します。 一つは戦後第1回目のアマチュア無線の国家試験の時です。村井さん(村井 洪氏JA1AC)と斎藤さんと一緒に受けに行ったのですが、その時斎藤さんは初級クラスを受けたのですが、その理由は初の初級クラスを受けて、皆の気持ちを知りたいと言っていました。
 また、申請書を作ったときのことも思い出します。戦前のハムにとっては申請書の作成は大変なことでした。 抵抗やコンデンサーの数値を一つ一つ書き込むのは大変な作業で、これを簡単にするための申請書の改定案を誠文堂新光社発行の「無線と実験」に載せるため斎藤さんと打ち合わせをしました。大変苦労したそのときのことを今でもよく覚えています。ところがその書類を電監(現在の総通)に持って行ったら、これでは分からん、もっと細かくかけと言われて困ったことを思い出します。
 斎藤さんは、亡くなられる2日ほど前に風邪をひかれ食事も進まなくなったとのことでした。大往生でした。奥様も先立たれお子様もなく全くのお一人となり、あとを託されていた司法書士の先生に「私が死んだら原 昌三さんに知らせてくれ、あとソニーの頃の3人に連絡してくれ」と言い残して旅立たれました。私はアマチュア無線を代表してお見送りしました。謹んでご冥福をお祈りいたします。」

(12月01日)


   
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