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電話,FAX,インターネット,パソコン通信・・・これらは電話線がなければ使えません。電話線を使うわけですから,「有線」のコミュニケーションと呼べます。 一方,文字通り線が無いのが「無線」です。電話線のかわりに電波を使います。この電波というものを,いろいろ楽しむのがアマチュア無線です。 私たちのまわりはいろいろな電波でいっぱいです。でも電波は私たちにはまったく見えません。アマチュア無線局は日本に110万局,世界中あわせると270万局もあるので,もしも電波が見えたらアマチュア無線の電波が昼も夜も空いっぱいに飛びかっているのです!! | ||
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屋根の上にテレビのアンテナとちょっと違うかたちのアンテナが立っているのを見たことがありませんか? アンテナはアマチュア無線局のシンボルです。 空にそびえ立つような大きなものから,自動車に取り付けるタイプのものやどこにでも持っていけるような小さなものなどいろいろあります。どれもみな遠くから届いた電波をキャッチし,また逆に電波を送り出す役目もはたしています。そして電波を声にしたり,声を電波にするのがトランシーバー(無線機)です。このトランシーバーとアンテナさえあれば,電波を聞くことができ,そして電波をとばすことができるのです。 | ||
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アマチュア無線は誰でも楽しめます。子供も大人も,日本人も外国人も・・・ みんな電波でコミュニケーションを楽しめます。あなたが出した電波はどこかの誰かがキャッチしてくれます。もちろん,あなたが誰かに話しかけてもいいのです。 遠くのハムと話をするために自宅の屋根に大きなアンテナを立てるのもよし, トランシーバーを自動車にをのせると,まったくちがう楽しみ方になりますし,ポケットに入るような小さなトランシーバーは旅行をさらに楽しいものにしてくれます。 またモールス信号というアマチュア無線独特のコミュニケーションもありますし,アウトドア派のための電波をつかったスポーツさえ用意されています。 このようにアマチュア無線の世界はいろいろな楽しみ方があって,好きなスタイルで楽しむことができます。 | ||
さて、あなたはどのように電波を楽しみますか? [固定局] 家でじっくりタイプ [モービル運用] 車に乗ってルンルンタイプ [移動運用] アウト・ドアでアクティブタイプ |