January 2011 NEWS TOPICS INFORMATION


沖縄総合通信事務所が「不法無線局未然防止強化期間」を実施

 総務省沖縄総合通信事務所では、これまでも2月1日〜28日に「不法無線局未然防止月間」として、総合通信事務所が独自の「不法無線局未然防止活動」を実施していましたが、今年も不法無線局による混信その他の妨害から、正しく無線局を運用している電波利用者を保護し、良好な電波環境を維持・推進することを目的として、2月1日〜28日までの1カ月間を「不法無線局未然防止強化期間」と設定し、不法無線局未然防止に関する周知啓発活動を重点的におこなうとともに、不法無線局の取締り等を実施します。

 総合通信局・総合通信事務所が、管内を対象として集中期間を設けて単独で「不法無線局未然防止活動」をおこなっている珍しいケースの一つです。

 本年の実施の詳細については、沖縄総合通信事務所の報道発表をご参照ください。

(1月31日)


「詳細」


消滅郡情報…愛知県幡豆郡・栃木県上都賀郡の消滅

 平成23年1月31日付けの官報に、次の2件の市町村合併が告示されました。
 この2件の市町合併にともない2郡が消滅します。

  • 愛知県西尾市の合併…幡豆郡(郡番号:20012)の消滅
     愛知県幡豆郡の全3町(一色町・吉良町・幡豆町)が平成23年4月1日付けで愛知県西尾市(市番号:2014)に編入合併。
     この合併にともない、愛知県幡豆郡は消滅郡となります。
  • 栃木県栃木市の合併…上都賀郡(郡番号15003)の消滅
     栃木県上都賀郡西方町が平成23年10月1日付けで栃木県栃木市(市番号:1503)に編入合併。
     この合併にともない、栃木県上都賀郡は消滅郡となります。

(1月31日)



カザフスタン共和国で第7回アジア冬季競技大会記念局を運用

 第7回アジア冬季競技大会が、2011年1月30日から2月6日までカザフスタン共和国の「アスタナおよびアルマトイ」で開催の予定です。

 アルマトイ地域のアマチュア無線関連団体ARLは、UN2011GおよびUP2011の プリフィックスを使用する特別記念局を、大会開催中の1月29日18:00UTCから2月6日18:00UTCまで、 HFオールバンドCW/SSB/デジタルモードで運用する模様です。

 特別記念局のコールサインと運用者は次の通りです。

    a…UN2011G (Game) - ARL クラブ局 (通常のコールサイン UN0GL)
    b…UP2011AWG (Asian Winter Games) - UP7Z コンテスト・チームによるアストナからの運用
    c…UP2011AS (alpine skiing) - UN8GU、オペレーター:Andy
    d…UP2011BN (biathlon) - UN7QCC、オペレーター:Victor
    e…UP2011CS (cross-country skiing) - UN6GAE、オペレーター:Alexander
    f…UP2011FG (freestyle skiing) - UN8GZ、オペレーター:Vitaliy
    g…UP2011HB (Russian hockey, bandy) - UN6GT、オペレーター:Valeriy
    h…UP2011IH (ice hockey) - UN2GE、オペレーター:Evgeniy
    i…UP2011SJ (ski jumping) - UN6QC、オペレーター:Arthur
    j…UP2011SO (ski orienteering) - UN8GC、オペレーター:Michael

 QSLカードは運用者のコールサインあてに、ダイレクトあるいはビューロー経由でお送りください。

 特別記念局との交信による特別アワード (「7th Asian Winter Games 2011」と「Almaty2011」) の 発行も予定されています。両アワードとも印刷された賞状(有料)のほか、高解像度の電子画像のE-mail送付による発行(無料)もおこなわれます。

●7th Asian Winter Games 2011アワード(写真右)

【申請要件】2011年1月29日18:00(UTC)から2月6日18:00(UTC)の間に、「UN2011G」あるいは「UP2011」AWG、および5局の「UP2011プリフィックスの局」(合計6局)の交信/受信をおこないます。
【申請料】電子形式のアワードは無料。印刷されたアワード(賞状)は申請料および送料として6USドル。

●Almaty2011アワード(写真下の3枚)

【申請要件】2011年1月29日18:00UTCから2月6日18:00UTCの間の特別記念局およびアルマトイ地区の局(プリフィックスの最初の文字がGまたはQ)との交信/受信によって、所定の合計ポイントを獲得します。

  • クラス3:合計5ポイント(特別局との2交信/受信を含むこと)
  • クラス2:合計7ポイント(特別局との3交信/受信を含むこと)
  • クラス1:合計11ポイント(特別局との5交信/受信を含むこと)
  • 盾:合計20ポイント(9局の特別局との交信/受信を含むこと)

 なお、今回の特別記念局とアルマトイ地区の各局との交信ポイントは次の通りです。

  • UN2011G(記念局):3ポイント
  • 「UP2011……の記念局」:2ポイント
  • アルマトイ地域の一般局「UN#G……」または「UN#Q……」:1ポイント


▲クラス1

▲クラス2

▲クラス3

【申請料】クラス3から1までの電子形式のアワードは無料。印刷されたアワード(賞状)は申請料および送料として6USドル。盾は申請料および送料として30USドル。

申請方法(両アワード共通)

  • 【賞状・盾の申請書類提出先】
    Almaty Radio Amateur League,
    131 Issayeva Street, 050026, Almaty,
    Republic of Kazakhstan
  • 【賞状・盾の申請料の送付方法】
     メールアカウント「dasha@qrz.kz」を送金先に指定した「PayPal」による送金
  • 【電子申請】
     「un6qc@yandex.ru」あてにEメールで送付します。賞状や盾の発行を希望する場合は、必ず 提出データ中のわかりやすい場所に「賞状や盾の発行を希望し、PayPalで別に送金する」という旨を明記してください。

 申請には、氏名(フルネーム)、コールサインおよびEメール・アドレスを記載してください。

 申請に当たってQSLカードは必要なく、エクセルまたはワード形式で作成した次の項目を含むログの写しで申請できます。

 交信年月日、時刻、周波数(バンド)、コールサイン、RS(T)/RST

 詳細は、http://www.un-dx.ucoz.comのWebサイト(英語)をご参照ください。

(情報提供:UN6QC、Artur)

(1月24日)


「詳細」


JR1TRE 岩間 尚義氏が死去

 平成23年1月20日午後10時22分、JARL評議員の岩間尚義氏 JR1TREが、多臓器不全のため死去されました。謹んでご冥福をお祈りします。

 岩間さんは、横浜市南区で岩間尚義行政書士事務所を開設し公職に従事する傍ら、平成14年5月以降現職で評議員を務められていました。68歳でした。

 なお、告別式などの予定は次のとおりです。

  • 通夜日時 1月25日(火) 午後6時〜 井土ヶ谷ほうさい殿
     神奈川県横浜市南区井土ヶ谷下町214-1 電話:045-710-7676
  • 葬儀日時 1月26日(水) 午前9時〜10時 (場所同上)
  • 喪主 岩間 和江 様 (奥様)

(1月21日)



【東海地方本部】名古屋大学の青少年向け科学啓発イベント
「おもしろ科学教室」に3年連続のイベント協力

▲今回の東海地方本部のイベントも、FMラジオを使ったFOXハンティングと電波教室

 国立大学法人名古屋大学東山キャンパス(名古屋市千種区不老町)内IB 電子情報館で、平成23年1月10日(月・祝)、第3回「おもしろ科学教室」 が開催されました。

 このイベントは、青少年の科学への興味を引き出すことを目標とした各種 学会等(応用物理学会東海支部、電気学会東海支部、電子情報通信学会東海 支部、日本アマチュア無線連盟東海地方本部、日本赤外線学会、プラズマ・核融合学会、日本弁理士会東海支部、NPO法人 アスクネット、名古屋大学、愛知県の主催、JSTイノベーションプラザ東海 の共催、中日新聞社、NHK名古屋放送局の後援)との連携・合同活動として おこなわれて今年で3回目です。

 参加する子供たちの募集は、 地元有力紙の「中日新聞」の12月の折り 込みチラシで、愛知県ほか近隣県の一般家庭を 対象におこなわれました (各団体のイベントの子供たちの募集定員は50名、小学生以下は原則保護 者同伴)。

 東海地方本部は過去2回と同様、子供たちを対象にFMラジオを使ったFOX ハンティング「電波でおにごっこ、キツネを探せ!」や、特定小電力トラン シーバーを使った「無線交信」を実施するほか、展示コーナーでは「モール ス符号で遊ぼう」と題した展示をおこないました。

▲東海地方本部の展示コーナー。今年も「モールス体験コーナー」が子供たちの大人気!

 当日の東海地方本部の展示コーナーでは、例年と同様「モールスの体験 コーナー」に行列ができ、また事前に申し込みがあった49名の子供たちが 「見えない電波を見てみよう」の解説のあと、「FOXハンティング」「特定 小電力トランシーバーを使用した交信体験」を大いに楽しみました。

▲厳しい寒さにもめげず、元気にFOXを探す子供たち

■来年以降の実施内容に関する東海地方本部の検討課題■

 「おもしろ科学教室」は参加学会等の展示と科学工作教室などの体験型参加イベントを主体に構成されています。科学工作のテーマは年々作品数が増えて来ています。

 しかし東海地方本部のイベントは、他の参加学会等のイベントへの配慮から、第1回から「科学工作の要素」を持たないゲーム形式の「遊びの中で発見する科学」というイベントスタイルで実施してきました。

 「科学工作の要素」を持たない、「イベントの内容が伝わりにくい」という半面性もあり、事前の参加者募集において、他学会等の「科学工作イベント」に比べると、事前の参加希望者がなかなか集まりにくい傾向が見られたことも事実であったと言えます。

 JA2HDE木村時政東海地方本部長によれば、「おもしろ科学教室」の事務局からは、「来年以降はアマチュア無線のイベントの中にも「科学工作の要素」を取り込んでみたらどうだろうか」という意向の打診を受け、そのテーマについて、「2005年の愛・地球博アマチュア無線ブース」での工作教室や、平成21年度から科学技術振興機構(JST)の採択を受けて東海地方本部が実施している、「地域の科学舎推進事業の工作教室」の実施実績や実施ノウハウをふまえて、東海地方本部ではすでに来年のイベント協力に向けて検討を開始しているということです。


▲東海地方本部のイベントに参加した元気な子供たちと記念撮影!

 おもしろ科学教室の事務局をつとめている高井吉明教授(応用物理学会東海支部評議員、名古屋大学)は、第3回目の成功に際して次のように語っています。

 「おもしろ科学教室」は、各種団体の協力と科学技術振興機構や名古屋大学などの支援のもとで、第3回を迎えて開催しました。このおもしろ科学教室は、今の所、特に明確な組織によって定常的に運営されているものではなく、成人の日の開催に向けて科学啓発活動、科学技術理解増進という「志しを同じくする諸団体」がそれぞれ独自に企画を練って提案し、当日もそれらの団体が主となって各工作を担当します。この実施体制の特徴は単に学会だけではなく、いろいろな団体が、それぞれ得意な分野で能力を発揮しイベントを実施するという仕組みになっていて、「このおもしろ科学教室への参加は全く自由であること」、運営についても「資金援助、人的派遣など可能な団体が可能な範囲でおこなうこと」などです。

 一方、「冬の時期に開催するこの種の工作教室が少ない事」「小学校1・2年生の低学年生徒も対象としている事」「分かりやすい講演、展示、工作という3部作をとっている事」「地下鉄駅が構内にあって交通利便性の良い名古屋大学で実施している事」などの理由により、今回も一般家庭の反響は大きく、募集開始から2日ほどで定員が一杯になるほどでした。

 このように毎回、希望者が殺到しているため、今年は工作テーマを1つ増やして定員を50名追加しましたが、それでも270名の定員枠に500名を越える応募があるなど、今後も期待に添える努力が必要と痛感しました。

 資源の乏しい日本においては人材が唯一の資産です。私達が安心して住める地球環境の維持には、科学技術の継承・発展が必要で、このためには人材の育成が不可欠です。ぜひ、今後も継続して行きたいと考えております』

★             ★

 「青少年の科学への興味を引き出すことを目標とした各種学会」や「大学」「自治体」、そしてJARLほかの関連団体の連携・合同計画による「一般青少年に向けての体験型科学啓発イベント」は、大変貴重な実施の例の一つと位置づけられ、各地においてもこのような「JARLが催事のお手伝いができる協力の場」が、ぜひ大きく広がって欲しいものです。

【参考】

第2回「おもしろ科学教室」(2010年1月11日)のレポート

第1回「おもしろ科学教室」(2009年1月12日)のレポート

(1月18日掲載、1月21日更新)



ARISSat-1、本年2月末ごろに宇宙へ!

 AMSAT(アマチュア衛星通信協会)は、本年2月末ごろに国際宇宙ステーションからの放出が予定されている、ARISSat-1プロジェクトの1月9日現在の進捗状況について発表しています。

 昨年9月ごろ完成したARISSat-1(フライトモデルとバックアップモデル、写真AMSAT)は、10月上旬にNASAのジョンソン宇宙センターに送られロシアに転送されましたが、両モデルは12月8日にモスクワに到着。プログレス補給船の製作に携わっているロシアの宇宙開発企業「RSC Energia社」に12月29日到着し、年末にかけてバッテリーシステムなどの統合作業がおこなわれたとしています。

 ARISSsat-1は本年1月中旬には、バイコヌール宇宙基地へ搬送され、1月末に打ち上げが予定されているプログレス補給船(41P)に搭載され、国際宇宙ステーションに搬送される模様です。
 国際宇宙ステーションに搬送後のARISSsat-1は、国際宇宙ステーションのロシアクルーによって、最終的な組み立て作業やテスト等がおこなわれ、2月末ごろに予定されているロシアの船外活動(EVA)において、国際宇宙ステーションからの放出が予定されています。

 先にもご紹介しました通り、当初、宇宙服衛星SuitSat-1(AO-54)の2号機として、開発が進められたARISSat-1が、宇宙で活躍する時がいよいよ近づいてきました。

 ARISSat-1は、国際宇宙ステーションから放出直後のトラブルにより、兄貴分のSuitSat-1が完全に成し遂げられなかったさまざまなミッションのほか、SuitSat-1には備わっていなかった新しいミッションも帯びて宇宙に旅立ちます。

 まもなく宇宙に旅立つARISSat-1の活躍に大いに注目したいところです。

【ARISSat-1 Frequency Guide】(AMSATのWebサイト、jpg形式)
http://www.amsat.org/amsat-new/images/fck_images/2011_ARISSat-1_Frequency_Chart(1).jpg

【ARISSat-1 Presentation Slides】(AMSATのWebサイト、PDF形式)
http://www.amsat.org/amsat-new/images/fck_images/ARISSat-1%20Overview%20Color.pdf

(1月14日)


「詳細」


昭島市立つつじが丘南小学校の児童がARISSスクールコンタクトで
  国際宇宙ステーションと交信に成功

 平成23年1月12日17:07、昭島市立つつじが丘南小学校(北條 覚校長)の14名の児童が、ARISSスクールコンタクトで国際宇宙ステーションに長期滞在中のキャサリン・コールマン宇宙飛行士(KC5ZTH)との交信に成功しました。
 このスクールコンタクトは同小学校のPTAの主催行事としてPTAの役員・ボランティア・おやじの会が中心となりプロジェクトが組まれたもので、実施に当たって学校の全面協力を得て準備が進められたものです。

★子供たちに素晴らしい体験の場を!★

 同校のスクールコンタクトは約2年前に掲載された読売新聞のアマチュア無線に関する連載記事でスク−ルコンタクトのことを知った同校の保護者たちが、「自校の児童にも宇宙飛行士との交信という素晴らしい体験の場を与えてあげたい」とプロジェクトを組んで、ARISS運用委員の安田 聖さん(7M3TJZ)に相談を持ちかけて、今回の実施に至ったといいます。
 プロジェクトメンバーは2009年9月26日に西東京市立保谷小学校で実施されたスクールコンタクトの見学を経て、本格的に準備を開始したそうです。

 また実は、今回のつつじが丘南小学校のスクールコンタクトの準備に当たったPTAのコアメンバーの保護者たちの中には、アマチュア無線の有資格者はいなかったという、極めて異例のケースといえます。
 臨時に開設する局の免許や、設備、実際の交信のサポートは、安田さんや先にスクールコンタクトに成功した保谷小学校スクールコンタクトの実行メンバーのアマチュア無線家の全面協力で実施されました。


▲アンテナは学校隣接の住宅管理組合の特別な許可を得て、11階の高層住宅屋上に設置(写真:JL1HDC)

▲交信会場は校庭!屋外を交信会場にスクールコンタクトが実施されるのは国内では初めて

★交信会場は校庭!★

 準備は数多くのPTAメンバーや地域の協力を得て、当日まで国際宇宙ステーションに関する勉強会を5回、星空観察会を2回、そして英語での交信の練習会を5回実施してきました。

 つつじが丘南小学校は高層住宅群の一角に位置し、周囲に11棟に及ぶ高層住宅がそびえ立つロケーションということもあり、アンテナはごく短期間という条件で住宅管理組合の特別な許可を得て、近隣の高層住宅の屋上に敷設し、約120mの同軸ケーブルを学校に引き込むこととなりました。
 またPTAでは当日の交信会場にナント!「同校の校庭」を熱望。「交信の実施に当たって、できるだけ多くの児童に貴重な体験を見学して欲しい」ということはもとより、「交信の最中、今まさに上空を通過する国際宇宙ステーションを目視できる可能性」に掛けた会場の選択でした。
 ちなみに、過去の国内のスクールコンタクトにおいて、屋外での交信の実施はこれまで前例がありません。

▲緊張の交信の瞬間

★夕暮れの一筋の光を眺めながら★

 今回の交信のために臨時に開設した社団局は8J1TME。交信当日マイクコントローラーをつとめた、安田さんは定刻の少し前から国際宇宙ステーションのNA1SSのコールを開始。
 近くに敷設されている携帯電話基地局の信号によるノイズと思われる現象で受信状態が多少不安定ながらも、数回のコールの後、国際宇宙ステーションのキャサリン・コールマン宇宙飛行士から応答があり14名の児童が質問をおこないました。

 代表で質問した14名の児童の交信もさることながら、交信を耳にしながら夕暮れの空を見上げていた児童たちの目には、はっきりと上空を北西から東南東方向に駆け抜ける国際宇宙ステーションが放つ一筋の光が飛び込んでいたようです。
 夕暮れの大空を駆け抜ける国際宇宙ステーションが、校庭から見る東南東の空にまさに沈んでいこうとするとき、「ばいばーい!」「さようならー!」と見送る子供たちの元気な声が校庭いっぱいに響き渡りました。


▲夕暮れの交信会場のひとこま

▲交信終了。国際宇宙ステーションが駆け抜けた空を見つめて

★     ★

 準備に当たったキーメンバーの方の一人は、「今回の貴重な体験が、安田先生をはじめ多くの方々の協力で無事成功できたことをたいへんうれしく思います。自分たちは、今回のスクールコンタクトまでアマチュア無線の世界に接することがありませんでしたが、この貴重な体験への取り組みを通じて、今後子供たちが無線通信に対して、興味を示してくれる時がくるかもしれません。そのときは、ぜひ保護者の立場として、資格の取得などについて大いにバックアップ、協力していきたいと思っています」と語っています。

(1月14日)


「詳細」

   
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