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DEC. 2004 NEWS TOPICS INFORMATION


スマトラ島沖地震/インド洋大津波の被災地での
非常通信に注意して運用しましょう

 インドネシアのスマトラ島沖で12月26日(日)に起きたマグニチュード9.0の地震、およびそれに伴うインド洋大津波からすでに1ヵ月が経過しましたが、被災地では今もアマチュア無線による非常通信がおこなわれています。
 1月27日にスリランカ連盟(RSSL)からJARLに入った情報によると、夜間には3.775MHz(日本には割り当てられていません)、昼間(日本時間では10時〜23時)は7.060MHzを使用している。ただ、7.060MHzの周波数は東南アジアのアマチュア局の通常の交信が入感するため非常通信の運用に大きな障害になっているとのことです。
 運用に際しては事前に十分なワッチをし、これらの非常通信に悪影響を及ぼさないようお願いします。 (なお、2月2日から7日にかけてスリランカへ義援金とトランシーバーをRSSLに届けに行ったJR3QHQ田中氏(JARL大阪府支部長)によると、現地での非常通信は終了したとのことです。2月9日付け)
  • 今までの情報から非常通信が行われている可能性のある周波数は次のとおり。
    80m帯3.775MHz(スリランカで使用。日本では割り当てられていません)
    40m帯7.050MHz、7.055MHz、7.060MHz、7.090MHz、7.095MHz
    20m帯14.160MHz、14.190MHz±10kHz
    15m帯21.240MHz、21.295MHz、21.300MHz
    AO-51Downlink 435.150MHz、Uplink 145.860MHz(PBBS)
 
 
(12月31日掲載、2月9日最終更新)





静岡県静岡市が平成17年4月1日より政令指定都市に…3区が誕生

静岡市各区のおおよその区分  平成16年10月27日、静岡市を政令指定都市と指定する政令が公布され、静岡市は平成17年4月1日より政令指定都市に移行します。
 この移行にともない、静岡市は3区に分区することとなりますが、平成16年12月20日の市議会で3区の区名が次のように決定しました。
  • 静岡市葵区
     旧静岡市区域のうち、旧長田村の区域を除く、おおむねJR線以北の区域。JARL制定の区ナンバーは180101となります。
  • 静岡市駿河区
     旧静岡市区域のうち、旧長田村の区域を含む、おおむねJR線以南の区域。JARL制定の区ナンバーは180102となります。
  • 静岡市清水区
     旧清水市の区域。JARL制定の区ナンバーは180103となります。
(12月24日)




日本大学のCubeSat SEEDS打ち上げが2005年3月以降に延期…
衛星積載装置開発遅延のため

ハムフェア2004に展示されたSEEDSのエンジニアリングモデル  2004年12月に、打ち上げが予定されていた日本大学のCubeSat SEEDSの打ち上げが、2005年3月以降に延期されることになりました。
 SEEDSの設計・製作に当たっている日本大学理工学部航空宇宙工学科(中村・宮崎研究室)のスタッフによれば、
 「2004年の夏の時点では、当年の12月にカザフスタンからSEEDSを打ち上げる予定でしたが、衛星を積む装置の開発がアメリカで遅れており、現在SEEDSはアメリカにあります。
 私達としても、早くCubeSatを載せる装置を完成させて、カザフスタンに運び打ち上げたいと願っておりますが、12月の予定は大幅に遅れ、現在は2005年の3月を予定しております。
 しかし、3月の予定もはっきりとした日にちは、いまだ決まっておりません」とのことです。

(12月21日)




JARL忘年会を東京都港区・青山ダイヤモンドホールで開催

忘年会のひとこま
祝辞を述べる総務省総合通信基盤局竹田義行電波部長
▲JARL忘年会には150名が出席▲祝辞を述べる総務省総合通信基盤局
竹田義行電波部長

 平成16年12月8日、東京都港区の青山ダイヤモンドホールに150名の出席者を迎えて、JARL忘年会を開催しました。
 JA1AN原会長の開会挨拶では、平成17年度から開始予定の「青少年ハムへの会費助成」に関する紹介がありました(写真下・下段左)。
 続いて、JA5FHB関谷勝嗣参議院議員(写真下・上段左)、7M3URU小野清子参議院議員(写真下・上段中)、JA1BNB中原 爽参議院議員(写真下・上段右)、総務省総合通信基盤局の竹田義行電波部長(写真上・右)から来賓祝辞をいただきました。
 来賓の方々の多くが祝辞の中で「青少年ハムの育成は、青少年の科学技術への興味の促進にも大いに結びつくもので、青少年に対する会費助成というJARLの取り組みや、アマチュア無線家のみなさんの、青少年の育成に関する努力には大いに期待している」と語りました。
 また、竹田電波部長から「携帯電話偏重の昨今ですが、新潟県中越地震において、被災地の重要な通信手段のバックアップとして、地元のアマチュア無線家の方々がいち早く見附市のレピータの開設に取り組むなど、アマチュア無線家の方々には今後も、通信手段の確保の面でさまざまな協力をいただきたい」などという旨のお話をされていました。
 来賓祝辞の後、日本アマチュア無線機器工業会の河原春郎会長の音頭で乾杯(写真下・下段右)。
 その後、出席者の方々は、平成16年のアマチュア無線界を振り返りつつ歓談しました。
 閉会に当たって、JF1UHA中村正三郎衆議院議員からの祝電が披露され、JA1EYL山田千鶴恵JLRS元会長の中締めで、盛会のうちに忘年会は終了しました。

乾杯の音頭をとる日本アマチュア無線機器工業会河原春郎会長 開会挨拶をするJA1AN原会長 祝辞を述べるJA1BNB中原 爽参議院議員 祝辞を述べる7M3URU小野清子参議院議員 祝辞を述べるJA5FHB関谷勝嗣参議院議員


(12月09日)





第78回よみうりアワード表彰式を開催

受賞者を代表して謝辞を述べるJA8BGR 旭 迪氏賞状を手渡す読売新聞東京本社執行役員制作局長の関根氏と受賞者
受賞者を代表して謝辞を述べるJA8BGR 旭 迪氏賞状を手渡す読売新聞東京本社執行役員制作局長の関根氏と受賞者

 2004年12月3日、読売新聞東京本社(千代田区大手町)で第78回よみうりアワードの表彰式がおこなわれました。
 式はまず主催者の読売新聞東京本社執行役員制作局長の関根氏の挨拶で始まり、世界一万局で10名、全日本一万局で35名の方々に、表彰状と記念品が贈られました。
 また、総務省総合通信基盤局電波部長の竹田氏から受賞者全員に総務大臣賞が授与されました。
 そのあと、挨拶にたったJARL原会長は、『よみうりアワードは大変難しいアワードであり一万局と交信するだけでなく、カードを得るにはその数倍の交信が必要』、また受賞者家族の方々も出席されていることもあり『受賞されたご本人はもちろんだが、ご家族の方々の協力なくしては達成できない』と、家族を含めてお祝いの言葉を述べました。
 なお、関根制作局長によると、累計で世界一万局は64名、全日本一万局は377名でトータル441名の方々が受賞されているとのことです。

(12月03日)




Nov. 2004 NEWS TOPICS INFORMATION


新潟県・中越地震災害救助法適用地域内に住んでいるアマチュア局の免許満了日等を延長

 新潟県中越地震による災害が、特定非常災害特別措置法に基づく「特定非常災害」に指定されました。この災害に対し、「行政上の権利利益の満了日の延長等の措置を適用する」とした政令が11月12日閣議決定され、11月17日に公布・施行されました。

 この措置により、中越地震災害救助法適用地域内に住んでいるアマチュア局は、平成16年10月23日から平成17年3月30日までの間に、免許の有効期間が満了するものについては、平成17年3月31日まで無線局免許の満了期間が延長されます。
 また、免許の有効期間が残り1年以内であり、平成16年11月23日から平成17年4月30日までに免許の有効期間が満了する中越地震災害救助法適用地域内に住んでいるアマチュア局の再免許申請受付期間は、平成17年3月31日まで延長されます。

 中越地震の災害救助法適用地域は次のとおり(11月9日現在、54市町村、順不同)。
【新潟県】小千谷市、長岡市、十日町市、栃尾市、六日町、安塚町、中里村、柏崎市、見附市、中之島町、越路町、三島町、与板町、和島村、出雲崎町、山古志村、川口町、堀之内町、小出町、湯之谷村、広神村、塩沢町、大和町、川西町、小国町、西山町、守門村、津南町、刈羽村、入広瀬村、三条市、加茂市、燕市、上越市、弥彦村、分水町、吉田町、巻町、月潟村、中之口村、栄町、寺泊町、高柳町、浦川原村、松代町、松之山町、大島村、牧村、柿崎町、頸城村、吉川町、板倉町、清里村及び三和村

 新潟県中越地震において適用される「行政上の権利利益に係る満了日の延長に関する措置」に関する内閣府・総務省の発表(PDF形式)
(11月19日)



アマチュア局免許申請書が平成17年5月9日から新様式に変更に

 平成16年11月9日の官報告示で、無線局免許手続規則が改正されアマチュア局免許申請書の様式が平成17年5月9日より新様式に変更となります。
 今回の改正は、申請・届け出手続きの簡素化等について一層の促進を意図しておこなわれるもので、記載項目や記載方法が変更されています。
 また「無線局事項書及び工事設計書」は用紙がA4判横書きに変更となります。
 新様式の免許申請書の記入方法等の詳細は、JARL NEWS2005年1-2月号で紹介いたします。
 なお改正施行日前日の平成17年5月8日(郵便物の消印有効)までは、現在の旧様式の申請用紙をご利用いただくことになりますが、改正以後は旧様式の申請書は使用できなくなりますのでご注意ください。
(11月12日)



Oct. 2004 NEWS TOPICS INFORMATION


イーグルス「ジョー・ウォルシュ」氏(WB6ACU)がJARL事務局を来訪!

JA1RLでゲストオペ運用をするジョー・ウォルシュ氏  「ホテルカリフォルニア」の大ヒットで日本でも有名なロックグループ「イーグルス」のギターリストの、ジョー・ウォルシュ氏(WB6ACU)が10月29日、東京巣鴨のJARL事務局を来訪しました。
 ジョー・ウォルシュ氏は、大変熱心なアマチュア無線家で、アメリカでエクストラ・ライセンスを所持。ARRLが実施している「アマチュア無線・教育と技術プログラム」にも深く関係しています。
衛星管制室で原会長と記念撮影  近年は、アラブ首長国連邦の「A61AJ」やARRLのW1AWでDXコンテストに参加するなど、コンテストのパイルアップに魅せられているそうです。
 日本でもイーグルスのメンバーとして前回来日した、平成8年3月に「7J1AXX」のコールサインで免許を受けています。
 今回、JARL事務局への来訪は、イーグルスのフェアウェルコンサートのために来日しているウォルシュ氏ご本人から、来日前に「コンサートのオフの日に、JARL事務局を訪れたい」との連絡を受けて実現したものです。
JARL会員宛にサインをいただきました。資料室に展示中!  10月29日は、東京ドームのコンサートの前日。事務局を訪れた、気さくなウォルシュ氏は原会長との歓談の後、資料室のJA1RLでゲストオペ運用(写真上)、さらに衛星管制設備を楽しそうに見学(写真中)。その姿にはアマチュア無線への熱意が感じられました。
 なお右の写真は、JARL会員のみなさんあてに、ウォルシュ氏からいただいたサイン入りの色紙。この色紙は事務局資料室に展示しています。

(10月29日)



アマチュア無線初心者の集いを開催(東京都支部)

模擬交信のひとこま  JARL東京都支部は10月24日、東京・巣鴨のJARDハム教室(午前)とJARL事務局(午後)で、アマチュア無線初心者の集いを開催しました。
 この集いは、アマチュア無線の免許を取得したばかりの方などを対象として、アマチュアバンド使用区分、QSLカードの作り方などを説明する講習会を午前中に実施、午後はJARL事務局に会場を移して、参加者が運用するJA1RLと、支部スタッフの間の交信を体験していただき、この交信によりオペレートの方法などを説明するというもの。
 午後の交信練習では、JARL事務局に集まった約20名の受講者やスタッフの方々が参加。受講者のみなさんは3階会議室の説明会場にセッティングされたJA1RLを運用。1階資料室に待機する支部スタッフとの間で、熱心に交信練習をおこなっていました。

(10月25日)



「JA1VX(ex.J2OV)香取光世氏を偲ぶ会」盛大に開催

偲ぶ会の出席者  東光クラブ(JARL登録クラブ10-4-22)は、昨年10月に逝去されたJA1VX香取光世氏を偲ぶ会を、平成16年10月16日、東京都荒川区でご長男など3名のご遺族のご出席を得て盛大に開催しました。
 同会に出席したJA1AN JARL原会長は、香取OMのこれまでのJARLへの貢献を振り返りながらつぎのように語られました。
 「香取OMは、戦中JARLの関東支部長を務められ、国防無線隊などにも活躍されました。
 また、戦争のさなかにはOMのお宅にJARLの本部が置かれたこともありました。
 戦火が激しくなる中、JARLの戦前の記録を安全と思われたOMのお宅に保管していただいたのですが、昭和20年3月10日の大空襲で、亀戸の氏宅が被災され、残念ながら大切な記録の数々が失われたとの記述がJARL50年史にも見られます。
 戦後は、OMが創設した「東光クラブ」で後輩の指導に努められたほか、DX通信に大層熱中され、うわさによるとOM が大電力のはしりとか伺っておりました。
 最後に、この偲ぶ会の開催にご尽力いただいた東光クラブ現会長JA1AEW園田直行氏、JA1FUO紙岡文夫氏そして戦前戦後のご友人であられた、JG1IKY(J2OM)山田愿蔵氏をはじめ44名のご出席いただいた皆様に感謝するとともに香取OMのご冥福をお祈りします」

(10月19日)



「JA1CA 岡本次雄氏を偲ぶ会」開催される

 鎌倉クラブ(JARL登録クラブ11-1-1)は、本年9月5日に逝去されたJA1CA岡本次雄氏を偲ぶ会を、平成16年10月11日、神奈川県鎌倉市で盛大に開催しました。
 同会に出席したJA1AN JARL原会長は冒頭の挨拶で、岡本OMは独学で第一級技術士の資格を取られたほどの努力家であり、アンテナ工学の専門家であったこと、問題の多かった養成課程講習会制度の初代委員長として活躍されたことや昭和51年から昭和54年までJARLの副会長を務められたことなど、JARLが法人になる前のご活躍や法人化後のJARLへの貢献やJA1FG梶井謙一氏(元JARL会長、故人)との技術論争など、岡本OMについてのエピソードを語られました。
 また、親身になって最後までお世話をされたJA1HQG有坂芳雄氏(現JARL理事)から、今日までの経緯や入院先でも主張を曲げぬ気丈で豪快な故人のお人柄について語られました。
偲ぶ会の出席者  続いて、故人の良き相談相手であったJA1BHR安川七郎氏による献杯の後、最後に、有林寺住職であられるJA1WUS浅野弘山氏から、「故人は故人の意志で葬式をあげず散骨という形を選んだが、今日、友人が集い偲んだこの会こそ本当の意味の葬式ではないか」と締めくくられました。
 この偲ぶ会の開催に尽力された鎌倉クラブ会長JA1HQG有坂芳雄氏をはじめ、故人との思い出を語ってくださった30数名の出席がありました。岡本OMのご冥福をお祈りします。
(10月19日)



「2004ワールドワイドYLミーティング」開催

 10月8日〜15日、韓国ソウルに13カ国184名のYL&OMたちが集い、2004ワールドワイドYLミーティングが盛大に開催されました。
 ワールドワイドYLミーティングは、今年で第7回目の開催となります。
 ミーティングは、主催代表のHL1KDW, Chae, Do SOOK氏、韓国情報通信省Kim, Chang Gon副大臣らの来賓挨拶の後、世界のアクティブなYLたちがDXエクスペディションなどの活動を、ビデオやパワーポイントによるプレゼンテーションなどで紹介。
 メイン会場のホテルからは特別局DT04YLも運用されました。
 次回のワールドワイドYLミーティングの開催は2006年、インドのムンバイ(ボンベイ)の予定です。




Sep. 2004 NEWS TOPICS INFORMATION


無線局運用規則別表第一号「モールス符号」の表に「@」のモールス符号が追加

 5月3日、国際電気通信連合(ITU)の勧告により誕生した「@」(単価記号)のモールス符号「・−−・−・」が、 9日22日付け官報告示の無線局運用規則の一部改正により、同規則別表第一号のモールス符号の表に追加されることになりました。
(9月25日)



青山学院初等部(東京都渋谷区)が国際宇宙ステーションと交信!

交信のようす

 9月17日、東京都渋谷区の青山学院初等部が、ARISSスクールコンタクトで、 国際宇宙ステーションとの交信に成功しました。
 国内では9回目、関東地方では3回目の実施ですが、青山学院創立130年記念 事業の一環として計画されました。同校は、教員の多くがアマチュア無線の免許を所持していることから、 アマチュア無線に対して非常に理解も深く、交信に成功した小学生たちも、実は 9割の児童がアマチュア無線の免許を取得済みとのことです。
 今回のスクールコンタクトは、学校、無線部OBの方々はもとより、 現役の小学生たちが主体となって、チームを組んで全体の企画、運営に参加し、 1年間の準備を経て交信にのぞみました。
 スクールコンタクトのために、臨時に開設したアマチュア局は8J1AGE。
記念のQSLカード  16:38から約10分間の交信では、NA1SSオペレーターのマイク・フィンク 宇宙飛行士(KE5AIT)からのシグナルは非常に強力で、交信に成功した オペレート班の子供たちをはじめ、メカニック班、プロデュース班、プレス班として 活躍した子どもたちも大喜びでした。
 来年、愛知県で開催される愛知万博「愛・地球博」では、 JARL東海地方本部が博覧会会場でARISSスクールコンタクトの実施を計画して います。

(9月21日)




アマチュア無線専門誌「CQ ham radio」が2004年(平成16年)10月号で創刊700号

CQ ham radio 創刊700号

 アマチュア無線専門誌の「CQ ham radio」が、2004年(平成16年)10月号で創刊700号を迎えることとなりました(写真右)。
 CQ ham radio誌は、1946年(昭和21年)9月、日本アマチュア無線連盟の機関誌として第1号(写真左下)が創刊されました。
 JARLの機関誌としての「CQ ham radio」は第1号〜第9号は科学新興社による発行、第10号より旧「株式会社CQ出版社」 に発行が移管されました。
 JARLの機関誌としての約8年間を経て、1954年(昭和29年)5月に「CQ ham radio」は、一般向けのアマチュア無線専門 雑誌に生まれ変わります。
CQ ham radio創刊号  この際、新たに操業した(現)「CQ出版株式会社」が、旧株式会社CQ出版社から継承した『CQ ham radio』誌(JARL監修)の 刊行を開始し、現在に至っています。
 CQ ham radio誌は、JARLの機関誌としての時代から、一般向けのアマチュア無線専門雑誌としての現在に至るまで 一貫して「アマチュア無線の技術」や「さまざまな楽しみ方」「地方のアマチュア無線家の活動情報」などをはじめとした、 数々のアマチュア無線に関する有益な記事を掲載し、多くのアマチュア無線家の情報源として親しまれてきました。
 創刊700号を迎えたアマチュア無線の専門雑誌「CQ ham radio」に、今後も大いに期待しましょう。

(9月21日)



JA1CA 岡本次雄 元JARL副会長が逝去

 JARLの副会長をつとめられたJA1CA岡本次雄氏が、さる9月5日逝去されました。
 岡本さんは戦前から電気通信の技術者として、無線機器メーカーなどで活躍されるいっぽう、戦後アマチュア無線が再開されるとJA1CAを開局、法人化前の昭和29年にJARLの理事に就任、法人化後は昭和47年から59年まで理事をつとめられ、その間、昭和51年から54年には副会長として活躍されました。
 岡本さんはまた技術に詳しく、アンテナや送受信機の著作をはじめJARL ハンドブックへの執筆、またアマチュア無線のあゆみ(JARL50年史)の編纂など沢山の著作による技術や無線の歴史の知識の啓蒙・普及に貢献されました。
 ご冥福をお祈りいたします。享年89歳

(9月16日)




JARL Web 「会員検索」 機能を改修 9月15日からスタート

 会員の方々からの要望を受け、本 Web 内JARL会員検索システムの改修をこのたびおこないました。
 おもな改修点は、転送手数料を支払っている外国コールサインの局の検索をコールサインで検索できるようにしました。また、検索の際、一括して複数局の検索(20局まで)ができるようにしました。
 新稼働は9月15日からです。検索ページへの入り口は、本 Web TOPページの 「会員検索」 のバナーから。

(9月15日)



平成16年度「受信環境クリーン月間」を実施

 総務省ほか関連省庁、放送局、JARL等電波利用に関連する団体で構成される、 受信環境クリーン中央協議会は、毎年10月1日〜31日の間を「受信環境 クリーン月間」として、全国各地で受信障害の防止に向けた活動を集中 的におこなっています。

 本月間中は、関連各団体の協力で放送受信障害に関するセミナーや講習会を開催、 相談所の設置、調査・パトロールを実施し、各放送局や新聞などを通じて、 放送電波受信障害防止キャンペーンの周知・広報活動を広く展開していく予定です。
 また、クリーン月間の活動の一環として、総務省・文部科学省・NHK・社団法人日本民間放送連盟 後援のもと、全国の中学生を対象に「受信環境クリーン図案コンクール」を実施し、未来を担う青少 年の啓発にも取り組みます。

 「受信環境クリーン図案コンクール」の詳細については、受信環境クリーン中央協議会 (事務局:〒170-8480東京都豊島区駒込2-3-10 財団法人電気通信振興会内 電話03-3940-3981、 FAX03-3940-5995)までおたずねください。

(9月13日)



総務省が英語表記を変更

 総務省は、平成16年9月10日付けで、国家の基本的仕組みに関わる諸制度、国民の経済・社会活動を支える基本的システムを所管する省として、省の英語表記を、省の行政機能を端的に、短くより分かりやすいものにするため、次のとおり変更しました。

<新しい表記>
Ministry of Internal Affairs and Communications(MIC)

(9月13日)



「DXCC Annual List」が改編、Web上に掲載されます(従来の9月30日締切日は廃止に)

 ARRLでは2004年9月から、「DXCC Annual List」のために年1回設けていた締切日(9月30日)を廃止することを決めました。その理由として、ARRLは「この締切日があるために9月に受理するクレジットの数が年間の件数の25%以上にものぼること」また「そのために例月に比べて9月は非常に多くの作業と長い処理時間を必要としていること」と発表しています。
 同時にARRLは「今後はこれまでDXCC Yearbookで発表されたこのListをARRL Web Siteで発表し、毎週あるいは毎日でもアップデートするようになるだろう」と説明しています。
 また、Web上では、前年に申請書類を提出した人だけでなく(これまで、印刷されたDXCC Yearbookではスペースが制限されたため掲載されなかった)すべてのDXCCメンバーの順位表を含むことになりそうです。
 ARRL WebへのAnnual List移行の実施は2005年の第1四半期の予定。
 なお、これまでのように、順位表に関するハイライトを含みその他の記事と共にDXCC Yearbookの小型版は発行されるようです。

(9月6日)



「子供の科学」誌(誠文堂新光社)が創刊80周年

子供の科学創刊号

 誠文堂新光社が発行する、「子供の科学」誌が本年10月号(9月10日発売)で、80周年を迎えることとなりました。
 「子供の科学」誌は大正13年(1924年)創刊(1924年10月号=右の写真)。「少年少女の目を自然の神秘と驚異に向けさせ、 豊かな人間性を育てながら、科学技術発展の手がかりをつかませる」ことを目的として発刊されました。
 時折々の科学の話題を子供たちにわかりやすく紹介した誌面で、電気や電子の話題、製作記事、アマチュア無線関連の記事 などの連載があった時期も長く、ベテランハムの方々の中には、若かりし子供のころ学校の図書館などで愛読していたという方が、 決して少なくないと思います。

子供の科学80周年記念号  80周年を迎えた現在も、電気・電子ほかさまざまな科学の話題について、子供たちにもわかりやすい語り口 の記事で紹介している誌面は健在です。
 ベテランハムの方々も、機会があれば若かりしころ、科学少年・少女だった時代を振り返りながら、80周年記念号(2004年10月号、特別定価700円=写真左)をご覧になってみてはいかがでしょうか。

(9月3日)



防災の日!各地でアマチュア無線の非常通信訓練を実施

非常通信訓練の公開運用(東京都支部)

 9月1日の防災の日にあわせて、全国各地で防災訓練が実施されていますが、この防災訓練に、JARL支部やアマチュア無線クラブなどが参加し、この防災の日に併せて非常通信訓練を積極的に実施しています。
 関東地方においては、9月1日、JA1RL(東京都支部)、JA1YAA/1(千葉県支部)、JA1YRL/1(埼玉県支部)などのJARL局による非常通信訓練をはじめ、行政機関等や地域のアマチュア無線クラブの協力による非常通信訓練がおこなわれました。
 写真は、東京都が主催した総合防災訓練に参加したJARL東京都支部の非常通信訓練公開運用のひとこまです(@荒川区の西白髭地区)。

(9月1日)



Aug. 2004 NEWS TOPICS INFORMATION

JARL新事務局長に大橋達夫氏就任

大橋事務局長

 大橋達夫調査役が8月23日付で、新事務局長に就任しました。
 北垣重夫前事務局長の退職(8月22日付)にともない、8月20日に東京都江東区・ 有明の東京ビッグサイトで開催の第471回理事会で承認されました。
 大橋新事務局長は、郵政省電気通信局電波部計画課課長補佐、 関東電気通信監理局調査官、東北総合通信局放送部長、東海総合通信局無線通信部長、 総務省情報通信政策研究所総務部長を経て、本年7月、総務省を退職。調査役(事務局長付) として事務局に入局しました。昭和21年9月生まれ。57歳。
 第1級アマチュア無線技士。昭和38年に開局し、現在のコールサインはJR1NKI。

(8月23日)



IARU第3地域理事会を開催

 8月19日(木)・20日(金)の2日間。東京巣鴨のJARL事務局会議室で、IARU第3地域理事会を開催。
 今年の第3地域理事会には、IARU副会長や第1地域、第2地域の会長も出席し、 WRC-07に向けた対策やIARU第3地域の戦略計画等に関して、第1・第2地域の意見を 交えながら協議検討をおこないました。
 なお、第3地域理事会の出席者(敬称略)は次の通りです。

IARU副会長VE6SHTimothy S. Ellam
IARU第1地域会長LA2RROle Garpestad
IARU第2地域会長YV5BPGPedro Seidemann
IARU第3地域議長VK2BPNPeter J. Naish
IARU第3地域理事HL1IFMYoung-Soon Park
IARU第3地域理事VU2RCRChandru Ramchandra
IARU第3地域理事JJ1OEY関戸芳二
IARU第3地域理事9V1UVK C Selvadurai
IARU第3地域事務局長JA1KAB小室圭五

理事会のようす

(8月20日)



ハムフェア2004で第2回JARL技術シンポジウムを開催

 JARL技術研究所では、8月22日、東京ビッグサイト西2ホールのハムフェア上層階(商談室6)で、第2回JARL技術シンポジウムを開催します。
 昨年の第1回JARL技術シンポジウムに続く、今年のテーマは「周波数リソースとアマチュア無線」。周波数問題と、電力線搬送通信(PLC)の現状など報告をいたします。  多数の皆様方のご出席をお待ちしています。

(8月16日)



ギリシャでアテネオリンピックの特別コールサインの局が運用中

 2004アテネオリンピックの開催を記念して、ギリシャ運輸通信省は、ギリシャ国内のアマチュア局と、海外(CEPTライセンス相互認証国)から来訪のアマチュア局に、特別なコールサインでの運用を許可しました。
 ギリシャのアマチュア局は、プリフィックス「SY2004」または「SX2004」の後に、自局のコールサインまたは任意の3文字のアルファベットを付けて運用。海外から来訪のアマチュア局は、「J42004」(J4はギリシャに割り当てられた符字列の一つ)の後に、各国で免許を受けているコールサインまたは任意の3文字のアルファベットを付けて運用をおこなっています。
 ギリシャからのオリンピック特別コールサインによる運用は、ギリシャ国内局は2004年9月9日まで、海外からの来訪局は2004年9月15日までとなります。

(8月16日)



ハムフェア2004特別記念局8J1Aが8月14日よりPR運用

交信のようす

 会期1週間前の8月14日から、JARL事務局1階資料室(東京・巣鴨)でハムフェア特別記念局8J1Aの事前PR運用を開始しました。
 運用はJARL東京都支部の協力で、7MHz帯〜1200MHz帯の各バンドでアクティブにおこなわれています。
 このPR運用は8月20日(金)までの間、毎日10:00〜16:00(最終金曜日は13:00)におこなわれ、金曜日の運用終了後、 ハムフェア2004会場の東京ビッグサイト(東京都江東区有明)に移動。会場の記念局ブースの準備をおこないます。
 ハムフェア開場前(朝)の8J1A運用受付は両日とも、ハムフェア入場ゲート左手奥で、開場後の運用受付は特別記念局ブースで おこないます。JARL会員証と無線従事者免許証をお忘れなく。運用受付は定員になりしだい終了。スケジュールの関係で運用希望周波数のご要望にはお応えできない 場合もあります。また、20日と21日の夜間運用は実行委員会の記念局スタッフによる運用となりますのであらかじめご了承ください。
 なお、今年はD-STARの体験運用、パソコンによるリグのコントロールの体験運用(50MHz)の時間をとっています。

(8月16日)



大阪府羽曳野市立羽曳が丘小学校でARISSスクールコンタクト成功!

交信のようす

 7月29日、大阪府羽曳野市の羽曳野市立羽曳が丘小学校が、 ARISSスクールコンタクトで国際宇宙ステーションとの交信に成功しました。
 国内では8回目、関西地方では4回目の実施ですが、小学校と地域(羽曳野青少年 健全育成連絡協議会)が合同で準備に当たって実施されました。
交信に成功した、小学生たち  このスクールコンタクトのために、臨時に開設したアマチュア局は8N3ARISS。 7月13日に福岡県立明善高等学校でおこなわれたスクールコンタクトと同様に、 マイク・フィンク宇宙飛行士(KE5AIT)との日本語を交えたQSOで、交信に成功した 子どもたちは大喜びでした。
 この秋には、東京の青山学院初等部でもスクールコンタクトの実施が予定 されています。

(8月6日)




アマチュア衛星AO-51(ECHO)
7月30日より、一般のアマチュア無線家にも運用を解放

 2004年6月29日、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から、 AMSAT-NAの超小型アマチュア衛星ECHOが打ち上げに成功。ECHOにはAO-51の オスカーナンバーが与えられ定常運用に向けての準備が進んでいましたが、 AMSATでは7月30日づけで、一般のアマチュア無線家にもAO-51(ECHO)の運用 を解放するとアナウンスしました。
 AO-51(ECHO)は10インチの立方体形状の超小型アマチュア衛星で、 メインとなる4系統の144MHz帯FM受信機、2系統の430MHz帯FM送信機 (最大8W)のほか、受信部にHF帯〜SHF帯が受信可能なマルチバンドマルチ モード受信機を備え、ボイスレコーダー機能も搭載。デジタルモードはAFSK の9600bps(AX.25)をはじめとした、さまざまな通信速度やPSK31などにも 対応するモデムを搭載し、メールボックス機能も搭載しています。
 現在、利用できるAO-51(ECHO)のFMボイスモードの運用周波数は通常、 144MHz帯FMアップリンク(145.92MHz+67Hzトーン)、430MHz帯FMダウン リンク(435.225MHz)で、運用スケジュールによりアップリンク周波数 は、29MHz帯や1200MHz帯などに変更になる場合があります。
 また管制や試験の都合などで、運用スケジュールが変更になる 場合もあります。
(8月3日)


Jul. 2004 NEWS TOPICS INFORMATION


10月1日、岡山県に新しい郡が誕生

 全国各地で多くの市町村が合併を進めています。総務省によれば、全国の市町村数は年内中に3,000を切る模様です。
 7月にも、全国各地の市町村合併が続々と官報告示になっていますが、7月16日の告示により、10月1日、岡山県に新しい郡「加賀郡」が誕生することになりました。
 岡山県加賀郡の誕生は、吉備中央町(きびちゅうおうちょう)の誕生にともなうもので、御津郡加茂川町、上房郡賀陽町の2町の対等合併による非常に珍しいケースです。
 岡山県内での新郡誕生は初めて。全国的に見ても新郡の誕生は、1969年6月1日に島根県の4郡(海士郡・隠地郡・周吉郡・知夫郡)が合併し隠岐郡が誕生して以来で、約35年ぶりとなります。
 なお、岡山県加賀郡の郡番号は31020となります。

(7月23日)




福岡県立明善高等学校でARISSスクールコンタクト
高校生たちが運営した初のスクールコンタクト大成功

交信のようす

 7月13日、福岡県久留米市の福岡県立明善高等学校は、ARISSスクールコンタクトで国際宇宙ステーションとの交信に成功しました。
 国内では7回目、九州地方では初の実施でしたが、今回の明善高校では、同校の無線部のメンバー(14人)たちがアマチュア無線の 免許を取り、久留米市の城南中学校(3人)、隣接する小郡市の東野小学校(10人)の小・中学生の国際宇宙ステーションとの交信を サポートするという、過去事例のないケースとして注目されていました。
交信に成功した、小・中学生とスタッフの高校生たち  このスクールコンタクトのために臨時に開設したアマチュア局は8N6A。当日は19:32から、NA1SSのオペレーターのマイク・フィンク宇宙飛行士と交信。マイク宇宙飛行士は在日経験があり、日本語も話せる  ということもあって、小学生・中学生の英語での質問に対して、宇宙から随所に日本語を加えた楽しい応答をしてくれました。
 計画から1年の準備を経て、実を結んだ高校生たちの熱い挑戦!交信に成功した小・中学生はもちろん、スタッフをつとめた 高校生たちには、素晴らしい想い出と貴重な体験を残し、また宇宙やアマチュア無線に関する新たな興味が生まれていたようです。

(7月13日)




京都大学・生存圏研究所が「高校生のための電波科学勉強会」を開催
--電波で調べる身の回りから宇宙空間まで:生存圏の電波科学--

 京都大学生存圏研究所では、滋賀県甲賀郡信楽町にある同研究所の 地球大気観測用大型レーダー(MUレーダー=VHF帯ドップラーレーダー)の建設20周年を記念して、 9月20日、「高校生のための電波科学勉強会」の開催を計画しています。
 本勉強会は、高校生を対象として、「探索」にもちいられる「電波」についての理解を深める ためのもので参加料は無料。
 勉強会は、高校生による「電波科学」自由研究の発表会、電波の伝搬に関する講演、 および、アジア域最大の電波科学施設のひとつ「MUレーダー」の見学を通じて、1日かけて電波の不思議に触れる というものです。
 なお京都大学・生存圏研究所(宇治キャンパス木質ホール)で開催の発表会・講演会の聴講は申込不要ですが、 発表会での発表やMUレーダー(滋賀県甲賀郡信楽町)の見学は、所定の様式の申込書で事前の申込が必要とのことです。
【問合せ先】京都大学生存圏研究所 信楽MU観測所
       (電話0748-82-3211、 mu@rish.kyoto-u.ac.jp

(7月12日)





ハムフェア2004自作品コンテスト審査会を開催

自作品コンテスト第二次審査

 7月8日、東京・巣鴨のJARL事務局会議室で、ハムフェア2004の自作品コンテストの第二次審査がおこなわれました。第二次審査では書類選考の第一次審査に合格した、規定部門10作品、自由部門12作品を集めて、実働チェック、実用性や完成度の高さなど、さまざまな観点から審査がおこなわれました。
 入賞作品はハムフェア2004会場で展示、JARL Web上で発表するほか、JARL NEWS9-10月号やCQ hamradio 9月号「FROM JARL」のページでもご紹介いたします。
 また8月21日、ハムフェア会場内イベントコーナーで入賞者のみなさんの表彰をおこないます。

(7月8日)




情報通信研究機構(NICT)が施設一般公開

 標準電波局JJYの運用ほか、情報通信に関するさまざまな研究をおこなっている情報通信研究機構は、発足の母体となった通信総合研究所(CRL)の頃から、毎年研究施設の一般公開をおこなっていましたが、今年も次の施設で一般公開を実施します。
 今年も日頃の研究成果や活動の紹介など、さまざまな興味深い展示や実験などの催事も多数用意されているそうですので、みなさんも見学にでかけてみませんか。
 なお、見学に際しての事前登録等は不要です。
施設名
所在地
公開日時
東京・小金井本部東京都小金井市貫井北町4-2-17月30日(金)〜31日(土)
10:00〜16:00
鹿島宇宙通信研究センター茨城県鹿嶋市平井893-17月31日(土)10:00〜16:00
平磯太陽観測センター茨城県ひたちなか市磯崎36017月31日(土)10:00〜16:00
けいはんな情報通信融合研究センター京都府相楽郡精華町光台3-57月31日(土)10:00〜16:00
関西先端研究センター兵庫県神戸市西区岩岡町岩岡588-27月31日(土)10:00〜16:00
沖縄亜熱帯計測技術センター沖縄県国頭郡恩納村字恩納8月1日(日)10:00〜17:00

(7月8日)





平成14年度末のアマ無線従事者数と平成15年度末のアマチュア局数

 総務省は情報通信統計データとして、年度別の資格別無線従事者数と無線局数を発表していますが、この統計によると平成5年度(平成6年3月末)〜平成14年度(平成15年3月末)の資格別アマチュア無線技士従事者資格者数は次表のとおりです。
資格H5H6H7H8H9H10H11H12H13H14
第一級15,77116,38216,86718,73520,24120,99521,64422,11522,35322,594
第二級63,10166,02568,18769,59870,81971,51772,06172,38372,62172,854
第三級128,164132,580136,338140,043142,407144,113145,567146,455147,169147,923
第四級2,407,6702,550,9182,659,0412,733,3512,779,2922,812,7112,842,8772,863,1632,879,3142,894,522
小計2,614,7062,765,9052,880,4332,961,7273,012,7593,049,3363,082,1493,104,1163,121,4573,137,893

 また平成15年度末(平成16年3月末)現在のアマチュア局の総局数は658,894局で、平成13年度〜平成15年度の各総合通信局管内のアマチュア局数は次表のとおりです。
地方H15H14H13地方H15H14H13
関東167,629180,729200,015沖縄2,9193,2273,627
東海95,695105,201117,526東北62,44167,92275,180
近畿82,25991,373102,110北海道52,99457,12162,038
中国49,60055,61463,072北陸18,93620,91223,572
四国30,57134,09538,245信越31,57635,21739,522
九州64,27472,08680,373総局数658,894723,497805,280

(7月7日)



ハムフェア2004出展者説明会を実施


ハムフェア2004出展者説明会写真

 7月6日、東京都豊島区駒込の電通共済生協会館で、ハムフェア2004の出展者説明会を実施。この説明会はハムフェア2004の出展に当たっての注意や、備品、電気等の申込などに関する連絡事項を出展団体にお伝えするために開催しているものです。
 当日は、クラブ・コーナーのコマ割抽選もおこなわれました。当日ご都合により抽選にご出席いただけなかった、クラブのコマ割については後日、実行委員会で決定させていただきます。
 また、ご出席できなった団体には当日配布の資料等(備品、電気申込書等を含む)を連絡者宛にお送りいたします。

(7月6日)




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