■青少年の科学への興味を引き出すことを目標とした
各種学会等との連携・合同活動 第2回「おもしろ科学教室」
(名古屋大学)にイベント協力(東海地方本部)
国立大学法人名古屋大学東山キャンパス(名古屋市千種区不老町)内「IB電子情報館」大講義室で、平成22年1月11日(月・祝)、第2回「おもしろ科学教室」が開催されることになりました。
この「おもしろ科学教室」は、応用物理学会東海支部、
電気学会東海支部、
電子情報通信学会東海支部、
日本アマチュア無線連盟東海地方本部、
日本赤外線学会、
日本物理学会名古屋支部、
プラズマ・核融合学会、
日本弁理士会東海支部、
NPO法人アスクネット、
名古屋大学、
愛知県の主催、
JSTイノベーションプラザ東海の共催、
中日新聞社、
NHK名古屋放送局の後援で、「日本の次世代科学技術を担う青少年の科学啓発のための学協会等連携による地域社会を対象とした科学技術理解増進を趣旨」として開催されるもので、第1回は平成21年1月12日に開催されました。
第1回は名古屋大学出身の3名の研究者のノーベル賞受賞を記念したイベントとして開催されましたが、第1回に参加した多くの子供たちや保護者から「毎年このようなイベントをやって欲しい」という要望が「おもしろ科学教室」事務局に多数寄せられたことから、2回目の開催の運びとなりました。
イベントは「小学生」「中学生」「高校生」を対象として、「理科のおもしろさや楽しさを体験し、遊びの中で理科の色々な現象に対する興味と関心を持たせることによって理科好きの子供を育てるため、講演会、工作教室、展示等」がおこなわれます。
JARL東海地方本部は、第1回と同様「キツネを探せ!FOXハンティング」と題して、子供たちを対象にFMラジオを使ったFOXハンティングを実施するほか、展示コーナーでは特定小電力トランシーバーを使った「無線交信」「モールス符号で遊ぼう」と題した展示をおこないます
(下の写真は第1回「おもしろ科学教室」の「モールス符号で遊ぼう」、「FOXハンティング」のイベントのひとこま)。
【日時】平成22年1月11日(月、祝日)13:00〜16:00
【場所】名古屋大学IB電子情報館大講義室(会場は300人ほど収容可能)
【イベントの予定】
13:00〜13:45 講演会:美宅成樹教授(名大大学院工学研究科)
「博士と一緒に学ぼう!生き物と“いでんし”」
13:45〜14:45 参加団体による各種展示等
- 「プラズマボール」
- 「超伝導技術磁気浮上列車」
- 「注射器型火花放電装置」
- 「大気圧低温プラズマジェット装置」
- 「電子顕微鏡によるミクロの世界探検」
- 「磁石と電波の不思議体験&電磁力比べ競争」
- 「静電気の世界・人工雷の実験」
- 「自転車で発電してみよう」
- 「無線交信」・「モールス符号で遊ぼう」
- 電子紙芝居「「発明」、「特許」ってなあに?
−パン職人レオ君物語」
- 工作教室、各種イベント(14:45〜16:30)
- 「ゆらゆら人形を作ろう!」(小学校1年生以上、定員50名)
- 「キツネを探せ!FOXハンティング」(小学校1年生以上、定員50名、このイベントでは工作はおこないません)
- 「不思議な世界、電子万華鏡を作ろう」(小学校3年生以上、定員50名)
- 「親子でラジオを作ろう」(小学校4年生以上、定員親子20組(40名))
- 「見えない光で伝えよう!赤外線通信に挑戦」(小学校4年生以上、定員50名)
|
第2回「おもしろ科学教室」に参加する子供たちの募集は、地元有力紙の「中日新聞」の12月6日(日)付け折り込みチラシで、名古屋市内を中心とした一般家庭を対象に12月18日までの間実施されています。東海地方以外からの参加も可能ですので、興味をお持ちのご家庭の方は案内チラシの要領でお申し込みください(参加は申込の先着順です)。
第2回「おもしろ科学教室」の案内チラシの拡大版(PDF形式)は、JARL Webの次のアドレスに掲載しておりますので、興味がある方はぜひご覧になってみてください。
http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/meidai-2nd-event/20100111-univ-nagoya-event.pdf
なお、申込をされていない方の講演聴講や展示見学については、会場が満員のときは、入場できない場合がありますのであらかじめご了承ください。
このような「青少年の科学への興味を引き出すことを目標とした各種学会」や「大学」「自治体」、そしてJARLほかの関連団体の自発的な連携・合同計画による「一般青少年に向けての体験型科学啓発イベント」の実施は珍しく、今後も各団体の連携・協力を深め「第3回」以降もイベントの輪が広がっていって欲しいものです。
(12月6日)
|