■国際宇宙ステーションからSSTV画像を送信!
10月12日07:01(UTC)に、カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から打ち上げが予定されているソユーズ17Sミッションで、6人目の民間人宇宙飛行士、RPG(ロールプレイングゲーム)初期の名作ウルティマシリーズの作者として有名なビデオゲーム・プログラマー(デザイナー)のリチャード・ギャリオット氏(W5KWQ)が、国際宇宙ステーションに向かいます。
リチャード・ギャリオット氏は、ISS滞在期間中の10月12〜22日に、ARISSスクールコンタクトの交信をはじめ、世界のアマチュア無線家とのSSTVを含む交信を計画している模様です。
今回のフライトに当たりギャリオット氏は、SSTVの携帯端末VC-H1を携行し、国際宇宙ステーションの無線機TM-D700に接続してSSTVの運用をおこなう模様で、セットアップがうまく行けば、ARISSスクールコンタクト等の交信時間以外は、3分間隔で国際宇宙ステーションから世界に、SSTVの画像が送信される予定です。
SSTVの運用周波数は145.80MHzが使用される予定です。
ARISS(本部)では、受信した写真を地域ごとに編集して、Webに掲載する計画があり、この編集を手伝ってくれるボランティアメンバーを募集しています。
興味のある方は、ARISSの次のページをご参照ください。
http://www.rac.ca/ariss/Garriott%20PR.htm
【新情報】ARISSは今回の、ギャリオット氏のSSTV運用に併せて「ARISS-SSTV images」のBLOGページを開設しています。
http://www.ariss-sstv.blogspot.com/
このページには、世界のアマチュア無線家が受信した国際宇宙ステーションからのSSTVの画像が逐次掲載される模様で、ARISSでは世界のアマチュア無線家に向けて「受信した画像データを送付して欲しい」と呼びかけています。
なお、今回のミッションのリーダーであるARISSロシアのセルゲイ・サンブロフ氏(RV3DR)は、「ギャリオット氏による国際宇宙ステーションは10月12日
18:00〜21:00(UTC)より開始の予定で、SSTVの信号はROBOT36形式で送信」とのことです。
(TNX 7M3TJZ)
(10月2日) (10月10日更新)
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