■ドイツのCubeSat COMPASS-1が緊急モードに!
世界のアマチュア無線家に受信協力を求めています
AMSATは、日本大学のSEEDS、東京工業大学のCute-1.7+APDとともに、
4月28日12:53(JST)ごろ、インド南東部スリハリコタの Satish
Dhawan Space Centre(SHAR=サティッシュ・ダワン宇宙センター)から
PSLV-C9ロケット(Polar Satellite Launch Vehicle=極軌道衛星打上げ
用ビークル)で打ち上げられた、アーヘン大学(ドイツ)のCubeSat
COMPASS-1が、最近緊急モードに入ったと報じています。
バッテリー電圧が極めて低い状態で、すべてのパスで再起動を繰り返し
ている模様です。
管制チームはCOMPASS-1の状況を詳しく把握し、復旧作業を進める上で、
テレメトリーの収集をおこなっていますが、COMPASS-1は日が当たってい
る時はCWビーコンを送出するものの、省電力化のために8分間隔でしか
送信しない設計になっています。
このためアーヘン大学の管制チームは、COMPASS-1の復旧のため、
世界のアマチュア無線家に向けて「COMPASS-1のCWテレメトリーの
受信レポートを送って欲しい」と協力を求めています。
デコードソフトは、管制チームのWebサイトで入手できます。
また管制チームは「受信信号をMP3型式またはWAV型式の音声ファイルで送ってもらえると大変ありがたい」としています。
なお、COMPASS-1のビーコンは437.275MHzで、レポートは次まで送ってください。
compass1cubesat(アットマーク)googlemail.com
※上記メールアドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)と表記しています。
(8月26日)
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